• 朝から仕事。帰りは七時に閉まる三宮の耳鼻科に、ぎりぎり寄ることができる。
  • 帰宅して「しま」のごはんを用意して、冷たいお茶を呑んで、何となく選んだドーリックSQのハイドン《日の出》を聴きながら原稿を書く。
  • ポーリーン・ケイルとゴダールとの対談を読んでいると、「私にとってすぐれた批評とは、《私にはあなたがたが感じたように感じられない》とか《あなたがたが見たようには見えない》と言おうとするよりはむしろ、《さあこのことを見てとろう。さあ証拠を提出しよう》と言おうとするものです」とゴダールが述べていて、些か感銘を受けてしまい、うろたえる。