• 今日は絶対にじぶんが嫌だと思うことは、いちどもしないと決めてみる。朝はもう少し早く起き出すべきだったかも知れないが、そういう次第だから昼前くらいに名古屋に向けて出発する。午後遅くに着いて、鶴舞の古本屋を少し覗き、地下鉄で栄に。公演が当選っているときにこの駅に降りると、ほんとうにわくわくする。サンシャイン栄に続く、地下鉄八番出口の看板が変わっていてちょっと驚く。
  • SKEカフェが今年いっぱいでなくなるのと、今日はラキクラがあるらしいので、行ってみるがもう長蛇の列で、すぐに諦める。「しま」と柚子に約束した赤福を買いそびれていたことに気づき(今検索したら、少し歩くといちど行ってみたかった赤福茶屋が松坂屋に入っているのに)、近所で探すのも面倒なので、いちど名古屋駅まで出て買い求める。本山のギャラリーNに行きたかったのだが、もう時間がなく、また栄に戻る。ビンゴでいい順番になるには、少し早く来すぎたかなと思うが、まあいいやと思ってチケットを発券する。ずっと買う機会がなかった、アイラヴチームEのTシャツ(両袖が緑色になる、もうひとつ前のが欲しかったけれど)もようやく買えて嬉しい。通りを渡って、スカイルのブックオフに行く。二十年前の愛知県美のボナール展の図録と、買いそびれていたパオロ・ヴィルノの『マルチチュードの文法』が安かったので買い、ついでに、サイリウム用の電池も買う。ぶらぶらと錦のあたりを散歩しながら写真を撮る。ビルの陰で、持ってきた「ダースーワイカー」シャツを着て、サイリウムの電池を入れ替える。劇場に戻る。
  • やっぱりビンゴはよくなくて、立ち見にならなくてよかったなというぐらいの後ろの席だったのだが、公演が始まって、センターに須田亜香里が照明を浴びてキラキラしながら立っているだけで、もう楽しい。バクバクする。しかも、今日の須田さんはいつも以上に間違いなく気合が入っている。《ほっぺ、ツネル》の可愛さがヤバイ、《1994年の雷鳴》の超絶イケメンぶりがヤバイ、須田さんが舞台にいる間は、その一挙手一投足に、ずっと眼が吸い寄せられて離せない。今じぶんはものすごいものをみているぞという驚きと興奮。これがあるから、じぶんは須田さんを推しているんだと再認識する。
  • 碌を食む身なら、誰だってこれくらいの嫌なことにはぶつかることもあるんだろうが、今年は、くさくさすることもむかむかすることも少なくなくて腐っていたが、そういう澱のほとんどが、今夜の須田さんのパフォーマンスをみていて掃除できた気がする。少なくとも、須田さんのキラキラを思い出している間は、そんなどうでもいいことは頭のなかから、さっぱり消えてしまう。お見送りのとき、須田TOの浅井裕華さんから、「私も持ってます」と着ているTシャツのことを指摘される。
  • エスカまで戻ってマクドナルドで腹を膨らませてから、だらだらと帰路。公演の感想をツイートすると、須田さんから「いいね」を頂戴する。ほんとうに幸せな一日だったと思う。