• 日常のあれこれに紛れてじぶんの誕生日さえ忘れてしまうというのはよくあるクリシェで、そんなことあるかいと思っていたが、けさ職場へ行く道すがら、「あ、今日は誕生日だった」と思い出す。きのうは覚えていたけれど、けさは忘れていた。
  • 近所の家の解体工事はすっかり進んで瓦礫も撤去され、敷地の隅には、低い背で幹をたっぷり太らせた梅の木が一本残っていて、延びた枝枝にみっしりと花がついている。立派だなあと感心する。
  • 職場を出る。須田亜香里からのモバメが、誕生日のひと向けの特別なメールで、「無理したり頑張らなきゃならないときもあるだろうけれど、どんなときも、じぶんはどうしたいのか?何のために頑張っているのか?という本音を忘れないようにして、心をすり減らすことなく、じぶんを大切にしてね」というようなことが、とても親身な言葉で綴られていて、感涙する。
  • 帰宅する。ふと、携帯をみると母から留守電。「わざわざ誕生日だから電話してくれたのか?」と思いながら再生すると、「アーちゃん、亡くなりました」と母の声。祖母が死んだ。