2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ホイップは多めで、と云い添えましょう

仕事を終えてから三宮のスターバックスで『妖精のアイルランド』を読み終わる。 すぐに名香智子の『皇妃エリザベート』を読み始めて、帰宅後、読み終える。この漫画は、フランツ・ヨーゼフが語る愛妻の追憶、なのである。「シャルトル公爵」シリーズもそうだ…

無からは何も生まれない

先日の蓮華嬢宅でのミーティングの後、アイルランドの「妖精」を生み出す風土に就いて勉強せねばと思い、『妖精のアイルランド』を読み始める。

きょう買った古書

ジャン・デ・カール『狂王ルードウィヒ:夢の王国の黄昏』(訳・三保元。中央公論社) 小学校の頃、図書館で何度も図版を眺めたり読んだりしたこの本を、私は所持していなかったのである。100円で購入。

きょう買った書籍&漫画

下楠昌哉『妖精のアイルランド「取り替え子」の文学史』(平凡社新書) 萩尾望都『バルバラ異界』(小学館。最終巻) にしまきとおる『BLUE EYES』(ヒット出版社。第八巻)

だらしないサラリーマンの図

三宮のスターバックスでロートを読むつもりが昼寝。牛のように眠る。

戸締り用心!!

今日の昼、姑の話によると、縁側の向こうに見知らぬ男が立っていたと云う。庭に入ってきている男にギョッとした姑と目が合うと、彼は「タオルが風で飛んだから……」とか何とかモゴモゴと云って、そそくさと出て行ったそうだ。 泥棒だったんぢゃないか、それ!?…

蓮華嬢邸にて・其の弐

今朝は5時まで起きていた所為で、お昼になって柚子と一緒に、もぞもぞと起きだす。 蓮華嬢お手製の豪華な朝食を頂戴する。その後、腹ごなしに近所を散歩する。拙宅の近くに比べると、ずいぶん自然が残っている。家並みの中の用水路が美しい。集落を抜けて、…

記念日

今日は柚子の誕生日。 10時過ぎに、もそもそと起き出す。義兄が迎えにきて、義姉と姪が帰宅する。 昼過ぎから柚子と大阪に。結婚式場で衣装合わせ。柚子が純白のウエディング・ドレスを着て試着室から出てきたとき、ちょっと、どきっとした。 柚子はマーメイ…

きょう買った新刊

グレッグ・イーガン『ディアスポラ』(ハヤカワ文庫) ダグラス・アダムス『宇宙の果てのレストラン』(河出文庫) ジョウゼフ・コンラッド『コンラッド短篇集』(岩波文庫)

墓参りと誕生日ケーキ

今朝は八時に起きる。午前中は、姑と義姉と姪と柚子と私で、墓参りに出掛ける。姪は乳母車に二足も靴を入れている。お洒落さんなのである。 帰宅後、昼過ぎまで柚子と部屋でゴロゴロ。姪がお昼寝を始めてから、皆で柚子の誕生日ケーキを食べる。柚子の誕生日…

きょう買った古書

細谷雄一『大英帝国の外交官』(筑摩書房) 梅田にて買い求める。

面白すぎるぜ、『NANA』

第三論文の途中で止まっている『世紀末ウィーン』に戻る前に、ヨーゼフ・ロートの『ラデツキー行進曲』を、ふと取り出してきて読み始める。 実家に寄り、不在の弟の本棚から『さよなら絶望先生』と、続きが気になって仕方がない『NANA』の残りと、そして義姉…

締切なので、忙しい

今朝はいつもより一時間も早く家を出て会社に。 村上春樹の『東京奇譚集』を読み終える。「偶然の旅人」が抜群によくできているが、ヒュー・グラント主演で映画化したくなるような、たまらなくウエルメイドな「日々移動する腎臓のかたちをした石」と、実に奇…

きょう買った古書

村上春樹『東京奇譚集』(新潮社) エドマンド・ホワイト『螺旋』(訳・浅羽莢子。早川書房) ヨーゼフ・ロート『蜘蛛の巣』(訳・池内紀。白水社) 今夜は終電ギリギリまで事務所で仕事。村上春樹の新刊を読み始める。村上春樹フリークのGちゃん曰く「昔の…

喜んで貰えたから全然OKなんですけどね

柚子の姉が娘を連れて里帰り。昨日の西垣の栗羊羹を、柚子に云われて泣く泣く供出する。義姉、ちょうど羊羹が食べたかったそうだ。 姑のヴィデオを借りて、BS2で放送している成瀬巳喜男の『浮雲』を録る。

花總が厭味なぐらい強烈な役でなきゃ……

昼から柚子と宝塚に。蓮華嬢とその彼氏と、宝塚歌劇の宙組『炎にくちづけを』と『ネオ・ヴォヤージュ』*1を観る。『炎にくちづけを』はヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』を翻案したもの。 開幕直後の群集シーンは見応えがあって、木村信司なかなかやる。…

飯守泰次郎、良い指揮者だわい

夕方から独りで、関西フィルハーモニー管弦楽団*1のリヒャルト・シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』を聴きに、シンフォニーホール*2へ。指揮は飯守泰次郎。ナマのクラシックの演奏会に足を運ぶのは十数年ぶりだ。ホールの前の小さな公園で、可愛い野良…

きょう買った中古DVD

テリー・ジョーンズ+テリー・ギリアム監督『モンティ・パイソン&ホーリー・グレイル』 激安だったので迷わず購入。何と日本語吹替版も収録されているのだ!

きょう買った漫画&古書

漫画・伊藤悠+原作・佐藤大輔『皇国の守護者』(第2巻。集英社) ヨーゼフ・ロート『果てしなき逃走』(訳・平田達治。岩波文庫) 小林司+東山あかね『真説シャーロック・ホームズ』(講談社文庫) 営業に出ていると、弟から漫画版『皇国の守護者』が出て…

きょう買った古書

ヨアヒム・フェスト『ヒトラー』(訳・赤羽龍夫ほか。上下巻。河出書房新社) 宮崎哲弥+宮台真司『M2:4 エイリアンズ 論壇外知性体による「侵犯」的時評』(インフォバーン) 先日、取り置きをしてもらっておいた『ヒトラー』を引き取りに、古書肆へ向かう…

きょう買った古書&書籍

内田樹『先生はえらい』(ちくまプリマー新書) 奥泉光『バナールな現象』(集英社文庫) ピーター・ゲイ『シュニッツラーの世紀:中流階級文化の成立1815〜1914』(訳・田中裕介。岩波書店)

きょう買ったCD

リヒャルト・シュトラウス『ばらの騎士』(指揮:カルロス・クライバー。1976年スカラ座。MYTO RECORDS)

きょう買った古書

アントニー・ビーヴァー『ベルリン陥落1945』(訳・川上洸。白水社)

ガンダムとゴダール

出社すると事務所の中が、土日の間にすっかり模様替えされていて、それに慣れず非道く気持ちが不安定。ちょうど船酔いのような気分。 夕方から東宝試写室で、ゴダールの『アワーミュージック』*1の試写。何で試写室が満席じゃないんだと軽い怒りを覚えるうち…

ホットケーキに政治と宗教は御法度

朝食の席で、宰相小泉の「改革」路線に或る程度の評価を与えた柚子をひどく論難する。罵倒したと云っても云い過ぎではない。私は、小泉氏は政局の折々に於ける、じぶんの姿に酔っ払っているだけで、些かの政治的達成も成し得ていない。だから彼に今後、日本…

きょう買った古書

『考える人』編集部・編『伊丹十三の本』(新潮社) 倉多江美『お父さんは急がない』(小学館) 倉多江美『続・お父さんは急がない』(小学館) スティーヴン・ミルハウザー『マーティン・ドレスラーの夢』(訳・柴田元幸。白水社)

私はシバリョーがキライだ。

昼過ぎから柚子と大阪に。結婚式場で当日の段取りの打ち合わせ。 前の職場の同僚たちと夕食を取る柚子と別れ、地下鉄で日本橋に。別れる前に、給料日前なので柚子から千円を借りる。ありがたや、ありがたや。難波から心斎橋の古本屋をぶらぶらと巡る。 帰宅…

映画は良い出来らしいですな

実家に立ち寄る。漫画キチガイの弟に萩原玲二の傑作『グッドバッドママ』を貸して、代わりに矢沢あいの『NANA』を途中まで借りてくる。

保守革命としての芸術

ショースキーの『世紀末ウィーン』を読み進める。シュニッツラーとホフマンスタールを対比させて論じた文が面白い。ホフマンスタールと云うのは、超高級な福田和也だったのだな。 ホフマンスタールの著作集、欲しいが古書の値段はずいぶんする。悩む。 しか…

と或る用件が遂に終わる

通勤電車の中でダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読み終わる。ヴォネガットの『スローターハウス5』に匹敵する傑作であると確信する。風見潤氏の旧訳に慣れ親しんだひとには違和感もあるようだが、私は大変よい翻訳であると思う。この調…