2006-01-01から1年間の記事一覧

大晦日は嫌われ大掃除

『嫌われ松子の一生』のDVDを観ながら部屋の片付け。一度は普通に観て、二度目は音声コメンタリーを聴きながら観る。中島哲也が大変すばらしい映画監督であることがよく判る。 柚子と正月の買い出しへ近所のスーパーに行く。荷物が多くて私は二往復。 年越し…

きょう買った古書と新刊

宇月原晴明『安徳天皇漂海記』(中央公論新社) 浦沢直樹『PLUTO』(第4巻。小学館)

忘年会である。

『PLUTO』の新刊が出ていたが、金がないので柚子が買ってくれる。 ふたりで、夕方からM女史邸へ赴き、忘年会。 鍋を食べている途中に、いきなり強烈な歯痛が。しばらく耐えていると収まる。 参加者はスピリチュアルネームを持つ眼鏡美女で気配りがすごいMさ…

本と戦う。

出掛けるつもりだったが取りやめて、一歩も外へ出ずに部屋で過ごす。 以前、Y君から貰った黒澤明の『椿三十郎』と、父親から貰った『ティム・バートンのコープスブライド』のDVDを見ながら、本を少し片づけていたのである。

きょう買った古書

マーヴィン・ピーク『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』(訳・横山茂雄。国書刊行会)

やっと終わる。

仕事納め。 三宮の某大型古書店を覗いてから帰宅。 町内会の夜回りに参加する。班を組んで「空き巣用心!火事の用心!」等と叫びながら町をぐるりと回る。 隣家の主人からビールとお握りをふたつずつ貰い、家に持ち帰る。

『ブラサーズ・オブ・ザ・ヘッド』を観ろ!

試写で『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』*1を観る。素晴らしい傑作。テリー・ギリアム版『ハート・オブ・ダークネス』であるドキュメンタリィ映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』を撮ったキース・フルトン&ルイス・ペペ監督による待望の新作。ブライアン・W…

きょう買った古書

生井英考『空の帝国 アメリカの20世紀』(講談社) 生井英考に一冊ちゃんと書かせた編集者の仕事にまずは敬意を。

テーマだったり文体だったりそれぞれの立場が……

仕事を終えてから柚子と待ち合わせてパン屋でお茶。 延長コードを買おうとスーパーに行くと、食料品コーナー以外の営業時間は過ぎていた。 U君に電話すると、延長コードならあげるよと云ってくれたので、彼の家の近くのケーキ屋さんでお土産を買い、彼の邸へ…

鬼が笑う話

来年のベルリン国立歌劇場の来日公演の詳細が決定*1。バレンボイムへの評価は棚上げして、せっかく『トリスタンとイゾルデ』を持ってくるのだから、やはり観たい気がする。金銭に余裕があれば、もちろんシェーンベルクの『モーゼとアロン』も観たいのだけれ…

きょう買った新刊

グレッグ・イーガン『ひとりっ子』(編・訳・山岸真。早川文庫)

いわゆる帰還

夜、F大兄のお宅に電話。「外」に出てこられたF大兄と暫し話す。

きょう買った古書

スティーヴン・D・レヴィット+スティーヴン・J・ダブナー『ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する』(訳・望月衛。東洋経済新報社)

折り紙の日

姪御一行様がやってくる。ブロックと折り紙で遊ぶ。私はブタさんとフウセンを折ることに成功する。三時ごろ、姪たちが帰るのと同じくして私も仕事へ。仕事を終えて某大型古書店を冷やかして帰路に。F大兄のお宅へ電話を掛け、F大兄の山の神さまとあれこれお…

きょう買った新刊

留守晴夫『常に諸子の先頭に在り 陸軍中将栗林忠道と硫黄島戦』(慧文社) 『文學界』での中原昌也と蓮實重彦の『硫黄島からの手紙』を巡る対談を立ち読みしていたら、蓮實が「この映画と『父親たちの星条旗』は、D・W・グリフィスの『國民の創生』であり、…

『ユメ十夜』を観る

きょう買った新刊

澁澤龍彦『澁澤龍彦初期小説集』(河出文庫) 澁澤龍彦『唐草物語』(河出文庫) ふと、澁澤の随筆ではなく小説をずらっと読んでみようと思いたち、手始めに買い求める。

きょう買った古書

小栗虫太郎『屍体七十五歩にて死す』(桃源社) エドワード・W・サイード『音楽のエラボレーション』(みすず書房) 蓮實重彦+山田宏一『トリュフォーそして映画』(話の特集)

ちょいと疲れてます

今週はあまり鞄を重くしたくないので、菅野昭正『ステファヌ・マラルメ』を抜いて、久しぶりにトーマス・マンの『魔の山』の続きを読み始める。現在、第六章の「雪」。あいだを置いて読み始めても、スッとアルプス山頂の懶惰な「水平世界」の中に戻っていけ…

きょう買ったCDとDVD

ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(指揮:レジナルド・グッドオール。ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団。Tower Records Vintage Collection) ショスタコーヴィチ『交響曲第8番』(指揮:エフゲニー・スヴェトラーノフ。ロンドン交響楽団。BBC Leg…

きょう買った新刊と届いた古書

ピーター・ディキンスン『キングとジョーカー』(訳・斎藤数衛。扶桑社ミステリー文庫) サンリオSF文庫から嘗て出ていて、1万円以上のメチャクチャな値段を付けている古本屋もあったこの本が復刊されたのは嬉しい限り。しかも解説は山口雅也。 ジャン・モリ…

きょう買った古書と新刊漫画

池澤夏樹『世界文学を読みほどく スタンダールからピンチョンまで』(新潮選書) 柳沼行『ふたつのスピカ』(第11巻。メディアファクトリー)

『硫黄島からの手紙』を観る

昼過ぎにのそのそと起きる。雨。ちょっと仕事を片づけて、駅前に出ていた露店の古本屋を覗いたりしてから、三宮に出る。六時過ぎからミント神戸でクリント・イーストウッドの『硫黄島からの手紙』*1を観るつもりだったが、U君、某仕事の連絡が重なって到着遅…

きょう買ったCD

ワーグナー『パルジファル:第3幕』(指揮:クリストフ・エッシェンバッハ。北ドイツ放送交響楽団。2004年ライヴ。En Larmes)

通勤電車の中で

リベスキンドの『ブレイキング・グラウンド』を行きの電車のなかで読み終えたので、持ってきておいた千葉潤の『ショスタコーヴィチ』読み始める。

20世紀のツインズ

建築家と映画の関係は、なかなか興味深い。『ブレイキング・グラウンド』の中に出てくる、リベスキンドによる『シャイニング』小論。 自分の国の精神的な歴史や現実から目を背けるなら滅亡を覚悟せよ。それが、スタンリー・キューブリックの映画『シャイニン…

兎に角、手許に置いておきさえすれば……

このところ非常に頻繁に、ショスタコーヴィチの『ムツェンスク郡のマクベス夫人』を聴いている。ロストロポーヴィチが振った爆発的な名演。高校生のときに国内盤(やたらと詳細な解説と歌詞の日本語全訳が付いている)を買ったじぶんを褒めてやりたい。 きみ…

ほかのじゃもう我慢できない……

昨日、あんまりスカスカかつカスカスな24時間を過ごしてしまったので、本日は正午前に起きだし、昨日から引き続いてカレーを食べてから、PCに向かって二時間ほどぽちぽちと書き物を進め、課題になっていたものをひとつ、何とか最後まで終わらせる。その直後…

ダメな日

夕方、郵便を出しに出掛けた以外は、終日、部屋に篭りきり。『デトロイト・メタル・シティ』の第2巻を読んで、時折、魔王クラウザーさんのままで素の根岸くんが呟く台詞を音読してげらげら笑ったり、折り目が付くのが嫌だったのでわざわざベルギーから手荷物…

オペラ映画が観たかった!!

朝いちばんで堂山町のツタヤに行き、実相寺昭雄の『哥』、『曼陀羅』、『無常』のDVDを借りてくる。 そのツタヤの一階の本屋で、よしながふみの『大奥』の第2巻が平積みにしてあったのだが、店員によるポップに「女たちのどろどろした戦い!」みたいなことが…