2006-04-30から1日間の記事一覧

三島由紀夫の『憂國』を観る

中学生の頃から観たかった三島由紀夫の『憂國』を観る。30分弱の黒白の短編映画で台詞はなく、ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の管弦楽がずっと鳴り続ける。 映画のオープニング、巻物が出てくる。白手袋の男の手が、それを開いてゆく。墨痕鮮やかに『…