2007-08-10から1日間の記事一覧

きょう買った古書と新刊

島田謹二『日本における外国文学 比較文学研究』(上下巻。朝日新聞社) 外函は難ありだが、中の本は綺麗なもので、上下巻3,800円なら文句はない。 マヌエル・ムヒカ=ライネス『ボマルツォ公の回想』(訳・土岐恒二、安藤哲行。集英社) 佐々木敦『SOFT&HARD…

モンティ・パイソンのスケッチではない。

エミリオ・ルッスの『戦場の一年』を読み終える。 大変濃密な戦場の----正確には、戦場で右往左往する人間たちの描写に驚かされる。 完全に正気な狂気と幸運に取り付かれている「吸血鬼」レオーネ将軍、アフリカでの戦争(第一次大戦勃発のひとつの要因は、…