真夜中、眠っている私の延ばした腕が、隣で眠っている柚子の頸部を圧迫していたらしく、柚子が苦しみ、ばたばた。 起きる。 「げほ。がは。ごほ。こ、殺さないでね」と柚子が云う。 謝りながら、しかしどっぷりと寝ぼけている頭で、これでもし柚子が死んでし…
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