2008-05-27から1日間の記事一覧

きょう買った古書

川島武宜『日本人の法意識』(岩波新書) 幸田文『流れる、閾、勲章、姦声、紙』(新潮日本文学38) 『流れる』の書き出しに痺れた!

『女の中にいる他人』を観る。

昼過ぎ、成瀬巳喜男の『女の中にいる他人』を観る。ひとり成瀬祭は継続中である。舗道を歩いている小林桂樹の姿を斜め後ろからキャメラが追う。ふいに、小林が立ち止まり、こちらを振り返る。この冒頭がめちゃくちゃ恰好いい。昭和の、中流の上の家庭ノワー…