2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
シマノフスキではなく、シマノフスカヤだった。と云うわけなのです。
牧野雅彦『ヴェルサイユ条約 マックス・ウェーバーとドイツの講和』(中公新書) 木田直人『ものはなぜ見えるのか マルブランシュの自然的判断理論』(中公新書)
朝からのんびり過ごしている。iiさんから携帯にメール。ようやくじぶんがきょうなぜアルバイトの休みを取ったのか、思い出す。超感謝! 慌てて準備をして、元町の兵庫県民会館へ。渡辺文樹の『ノモンハン』と『天皇伝説』の上映会。 イカツイお兄さんが入り…
リュシアン・ルバテ『残骸』(訳・池部雅英。国書刊行会)
ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(演出:ハイナー・ミュラー。指揮:ダニエル・バレンボイム。バイロイト音楽祭1995年ライヴ。Virgin Classics) ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(演出:ヨハネス・フェルゼンシュタイン。指揮:ゴロー・ベルク。デ…
ジョナサン・ミラー『マクルーハン』(訳・猪俣浩。新潮社) 現在はオペラ演出家として高名なジョナサン・ミラーの若き日の著作。
DVDでクリストファー・ノーランの『バットマン・ビギンズ』をみる。丁寧に作られている。飛び回る大量のコウモリが描く渦巻きが美しい。都市のランドマークとなるビルの地下で大爆発が起って終わり、なんて、1993年のWTCを想起させる。 夕方から出かけて、三…
ルイジ・ノーノ『未来のユートピア的ノスタルジー的遠方/夢みながら「歩かねばならない」』(演奏:ギドン・クレーメルほか。Deutsche Grammophon) ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』(指揮:クラウディオ・アバド。ミラノ・スカラ座1978年ライヴ。MYTO…
柚子と三宮まで出て、中古レコード屋に寄ってから、携帯電話屋に行き、先日から音声通話ができなくなってしまった(こちらの声は向こうに聞こえているらしいのだが、向こうの声が聞こえないのだ)ので、携帯を新しく変える。 それからミント神戸へ出て、サム…
高山岩男『ヘーゲル』(西哲叢書。弘文堂書房)
ふと思うところあり、磯崎新の本を読みながら、宮澤淳一の『マクルーハンの光景』も読み始める。冒頭に置かれたマクルーハンの「外心の呵責」の濃縮っぷりが面白い。 人間は、頭蓋骨を内側に入れ、脳みそを外側に出して耐えている。私たちは異様に脆弱になっ…
昼は『徹子の部屋』をみることが多いのだが、彼女は本当に狂っていて、じぶんの好きなことしかしていなくて、とても素晴らしい。 アルバイトに行く前にチキンラーメンを食べようと思って、冷蔵庫から卵をひとつ取り出したら、殻の頂に、ひと房の鶏の羽根が、…
早寝早起きをしようと決めたので、きょうは柚子が会社に行くのを見送って起き、洗い物を片づけ、本を読み、メモを取る。 スガ秀実の『革命的な、あまりに革命的な』のあちらこちらを読む。宇野弘蔵を読み替え(「芸術は近代においては商品としてしか存在しえ…
チャールズ・ローゼン『シェーンベルク』(訳・武田明倫。岩波現代選書)
朝になって目を覚まし、二度寝、三度寝して、愈々昼の一時を過ぎると、横で眠っていた「しま」が厳しい顔でムクリと起き上がり、さっさと起きなさいと、私を叱責する。 午後遅くからアルバイトに出かける。 終わってからそのまま三宮に出て、週末の姑の一周…
クリストファー・マーロー『マルタ島のユダヤ人、フォースタス博士』(訳・小田島雄志。白水社)
朝二度寝してしまい、次に起きたら十時で、「しま」のごはんだけを用意して、兎に角その辺にあった服を着て、慌てて、すぐに「いずみホール」へ行き、川島素晴氏による「現代音楽の楽しみ方教えます」。ちょっと遅れたが、まだ始まってそれほど経っていなか…
アントワーヌ・ゴレア『現代音楽の美学』(訳・野村良雄、田村武子。音楽之友社) 水城せとな『失恋ショコラティエ』(第1巻。小学館) 2008年、いや、此処十年で漫画のぶっちぎりのベストは水城せとなの『放課後保健室』だったけれど、その作者の新作。ちく…
朝、三ノ宮の駅でN君とばったり会う。頑張れ。 大切なことを、例えば誰かとの約束を忘れてしまってるんじゃないかと云うような気持ちにこの頃とてもよく囚われるのだ。 来週末の、日雇仕事の研修を受ける。そのまま古本屋と本屋をぶらぶらしてから、MR君のう…
青木淳『原っぱと遊園地2 見えの行き来から生まれるリアリティ』(王国社) マーシャル・マクルーハン(編・エリック・マクルーハン&フランク・ジングローン)『エッセンシャル・マクルーハン』(訳・有馬哲夫。NTT出版) 大原富枝『ベンガルの憂愁 岡倉天心…
吉村昭『破獄』(新潮文庫)
ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(指揮:クリスティアン・ティーレマン。バイロイト音楽祭2001年ライヴ。FKM) さっそく聴き始める。いわゆる裏青盤なのだけれど、とろとろに蕩ける演奏で、とても素晴らしい。
早く眠るつもりが、結局、朝までちんたらだらだらと目が冴えるまま、書き物やら本棚の整理をしていたせいで、やっぱり蒲団からごそごそと起きだしてくるのは昼になってからで、ゴミ出しにも、柚子に頼まれている自転車屋にも行けないまま、午後遅くからのア…
蓮實重彦『ゴダール マネ フーコー 思考と感性とをめぐる断片的な考察』(NTT出版) なぜ私は、蓮實の新刊だけは常に街の本屋で、じかに買っているのだろうか?
昼前に起き出して、アルバイトに。 とてもよく勉強している受験生の筆箱のなかに、彼や彼女が行きたいと切望している大学のボールペンが入っているのを、たびたび見かける。何ともいじらしい。 夜、帰宅して、柚子とすき焼を食べる。「しま」がびゅんびゅん…
『中井正一全集』(全4巻。編・久野収。美術出版社) 高橋悠治『音楽のおしえ』(晶文社) 防衛庁防衛研修所戦史室(赤坂幸春)『香港・長沙作戦』(戦史叢書。朝雲新聞社) 『美術手帖1972年11月号』(美術出版社) 「私にとって部分とは〈アンケート〉」で…
柚子と昼から出かける。三宮で古本屋をぐるぐる廻ってから、ミント神戸でソダーバーグの『チェ 28歳の革命』をみる。大変、力の入った映画だった。FALはやっぱり恰好良い。ムジカでお茶を呑み、私はそのままU君邸に。彼の友達のH君もきている。U君はムチャク…
ウラジミール・ジャンケレヴィッチ『死』(訳・仲沢紀雄。みすず書房) 『福田恆存/花田清輝/江藤淳/吉本隆明/竹内好/林達夫』(「昭和文学全集」第27巻。小学館) 『中野重治集』(「現代日本文学」第6巻。筑摩書房) 山田宏一『エジソン的回帰』(青…
少し眠り、朝から夕方までアルバイト。 柚子と待ち合わせて西宮戎神社に詣でる。そのまま梅田まで出て、古本屋を漁ってから(すごく安い値段でいいものが買えてホクホク)、M女史とインド料理屋で新年会。かなりおいしい店だった。