竹内好『日本とアジア』(ちくま学芸文庫)
朝、蒲団の上に転がっている私は、少し肌寒い。「しま」も寒かったらしく、私の腕のなかに入ってきて、くるりと丸くなると、ぴったり膚を寄せて、ずっとくっついていた。そのまま、嬉しくて、また少しだけ眠る。 ゴミを出しにゆく。義姉が袋いっぱいの芋と玉…
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