2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう買った古書と届いた新刊

白崎秀雄『鈍翁・益田孝』(上下巻。新潮社) 益田ミリ『すーちゃん』(幻冬舎) 長澤均『昭和30年代モダン観光旅行 絵はがきで見る風景・交通・スピードの文化』(講談社) これは、あの『パスト・フューチュラマ』の紛れもない続篇である。

散髪。

昼過ぎに出かけて、元町の古本屋をぶらぶら。 髪が延び放題になってきて、大変柚子にも不評であるので、散髪にゆく。置いてあった某週刊誌で、N君の勇姿を拝見する。 散髪屋のオヤジに、散髪屋のハサミには一本十万円以上するものもあることや、そう云うハサ…

きょう買った古書

ホアキン・M・ベニテズ『現代音楽を読む エクリチュールを超えて』(朝日出版社)

餌箱が空なら?

はっと気づくと、昼過ぎで、起きる。 この頃、私の布団のシーツのなかに潜り込んで眠っていることの多い「しま」嬢は、とてもむちむちしてきた。抱っこすると、ずしりと重い。 久しぶりに某君と電話で少し話をする。素晴らしく理路整然と狂っていて、可笑し…

きょう届いた古書と買った新刊

李宗吾『厚黒学』(訳・尾鷹卓彦。徳間書店) 開高健『ロマネ・コンティ・一九三五 六つの短篇小説』(文春文庫)

頸を掻かれる

朝早くから起きてゴミ棄てをしたり掃除をしたり何やかんやとバタバタ。昼から夕方のアルバイトに出るまで、ポチポチと書き物。 23時過ぎ、柚子と待ち合わせて帰宅する。帰宅後、風呂に湯を溜めるのに、「しま」を肩の上に乗せて浴室に行くと、下りたかったの…

きょう届いた古書

檜山幸夫『日清戦争 秘蔵写真が明かす真実』(講談社)

きょう届いたDVD

押井守監督『スカイ・クロラ』(通常版。Vap)

すっかりオッサン。

けさ届いた『スカイ・クロラ』のDVDを少し眺める。これは、やっぱりすごく良くできている映画だと思った。 夜、90分のアルバイトに。ぶっつけ本番だが、決して間違えるわけには行かず、ずいぶん真剣に取り組む。 柚子と待ち合わせて、駅前のスパゲティ屋で夕…

きょう買った古書

鈴木明『愛国』(文藝春秋) 開高健『輝ける闇』(新潮文庫) 開高健『夏の闇』(新潮文庫)

湿る。

雨が続いている。橋の向こうは霧ですっかりみえない。 昼遅く出かける。私が外出の準備を済ませて土間におりると、階段の上から「しま」がちょっと顔を覗かせて、その目は淋しそうに、つまらなさそうに、暗く翳っている。 阪神御影の駅前が、まるで様変わり…

きょう届いた新刊

岡崎乾二郎+松浦寿夫『絵画の準備を!』(朝日出版社) 二度目の引越しの直後に古本屋で買った記憶があるのだが、どれだけ探しても出てこないので、どうやら買ってはいないらしいのだった。

脅える巨人。

アカデミー賞のことを、少し。 イギリス人が撮ったインドの映画やニッポン人の奇妙な習俗の映画を讃えることで、アメリカはみずからを、本当は内向的で害のない、とても他者に寛容な善人なのだと、自身に信じ込ませようとしている。だが、たとえそう云うふう…

雨。

朝起きて、アルバイトに。連絡ミスで「お客さん」が一時間半ほど遅れる。 帰りに、きょうで取りあえず最後のセッションになった「お客さん」と吉野家に行き、牛丼(並)を一杯奢り、少し駄弁る。理系の彼は、何にでも文藝批評っぽい註釈を加えてしまう私がよ…

SFって何ですか?

昼過ぎから柚子と出かけて、梅田でM女史と昼食。あれこれと駄弁る。三人で紀伊國屋をぶらぶら。 柚子と別れて、私は独りでそのまま天満橋へ。ほぼ、ひと月ぶり。しかしオッサンたちは本当に『仮面ライダー』が好きだなぁといつも呆れる。

きょう買った新刊

石川康子『原智恵子 伝説のピアニスト』(ベスト新書)

『チェンジリング』をみる。

ダイエーの上のジュンク堂で柚子と待ち合わせて、「ウェンディーズ」で夕食をとり、ミント神戸でクリント・イーストウッドの『チェンジリング』をみる。 徹底した「女」と「子ども」の映画であることや、アンジェリーナ・ジョリーがガラス窓のなかに閉じ込め…

きょう買った新刊

伊藤之雄『山県有朋 愚直な権力者の生涯』(文春新書)

電話と眉毛と雨。

「宅急便ですが、あなたのご家族に信書(もちろん郵便局ではないので、ご本人でなければ受け取れない、とか何とか云ったのだが)が届いているんですが……」と云って、引越した家族の新しい住所を聞き出そうとする電話が、あちこちへ掛かっているらしいので、…

きょう買った中古DVD

蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督『西瓜』(竹書房)

きょう買った古書

『武田泰淳』(新潮社「日本文学全集」第44巻) 佐々木守『獅子のごとく』(集英社) イマヌエル・カント『判断力批判(上)』(訳・牧野英二。カント全集第8巻。岩波書店) ロベール・ブラジヤック『七彩』(訳・池部雅英。国書刊行会)

屑拾い。

昼過ぎから出かけて、きのう買わなかったツァイ・ミンリャンの『西瓜』を、やっぱりそのまま残っていたので買ってからアルバイトに行き、終わってから心斎橋まで出て、難波まで歩きながら、古本屋をぶらり。箆棒に安かったので取り置きしてもらっておいた古…

きょう買った中古DVD

蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督『楽日』(竹書房) 李康生(リー・カンション)監督『迷子』(竹書房)

きょう届いた古書と買った新刊

瀬川深『チューバはうたう』(筑摩書房) ブルース・フィンク『ラカン派精神分析入門 理論と技法』(訳・中西之信、椿田貴史、舟木徹男、信友建志。誠信書房)

ああ、しかし

アルバイトに行くが、めっきり憂鬱になる。ひとつのことに没頭してひたすら頑張ったと云う経験は、彼ら彼女のこれからの人生に於いて、きっと、ひとつの確かな自信の基盤となるだろうから、決して無駄にはならないのだけれど、やっぱり取りあえずの結果とし…

きょう買った古書

柏原兵三『徳山道助の帰郷/殉愛』(講談社文芸文庫) ジョージ・スタイナー『トルストイかドストエフスキーか』(訳・中川敏。白水社) スラヴォイ・ジジェク『厄介なる主体 政治的存在論の空虚な中心』(第2巻。訳・鈴木俊弘+増田久美子。青土社)

ロブ・ゾンビ『ハロウィン』をみる。

もどき(その四)

原稿用紙15枚までで何書いてみろと云われて、ぽつぽつともう五年ぐらい前から書こうとしているSFっぽい世界をベースにした短篇を書き始めたのだがちっとも進まず、それを全部棄てて、じぶんの知っていることや知らないことをいいかげんに書き散らす、と云う…

きょう買った古書

高橋悠治『たたかう音楽』(晶文社) ふと気づくと、サイン本だった。 高山岩男『世界史の哲學』(岩波書店)