2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧
仲正昌樹『集中講義!アメリカ現代思想』(NHKブックス)
眠る柚子の足元で、「しま」も蒲団に潜り込んで眠っている。
マリオ・バルガス=リョサ『世界終末戦争』(訳・旦敬介。新潮社) 高校の図書室にこの本の旧版があって、黄色の表紙がずっと気になり、いつか読もうと思いながら、けっきょくぱらぱらと捲っただけで、ずっと放ったらかしてきたが、愈々、読まなきゃならない…
チャールズ・テイラー『ヘーゲルと近代社会』(訳・渡辺義雄。岩波書店) ジャック・デリダ『火ここになき灰』(訳・梅木達郎。松籟社) トマス・ホッブス『哲学者と法学徒との対話 イングランドのコモン・ローをめぐる』(訳・田中浩、重森臣広、新井明。岩…
細谷貞雄『若きヘーゲルの研究』(未来社)
佐藤亜紀『醜聞の作法』(講談社) 西崎憲『蕃東国年代記』(新潮社)
ジョアン・セーザル・モンテイロの映画と遭遇することができただけでも、今年はよい年だったと云える。 蒲団のなかで『3月のライオン』の五巻を読む。とてもいい漫画だと思う。
樫山欽四郎『ヘーゲル論理学の研究』(創文社)
けっきょく眠ったのは朝の六時で、階下から柚子が電話で話す声で目が醒める。私が起きて暫くすると、義姉と姪、そして義兄の弟くんがやってくる。「しま」は、いつものように少しずつ距離を縮めて、彼らを観察している。一方の彼らも、「しま」と遊びたくて…
樫山欽四郎『哲学概説』(創文社) 江川隆男『死の哲学』(河出書房新社) ガヤトリ・C・スピヴァク『デリダ論 『グラマトロジーについて』英訳版序文』(訳・田尻芳樹。平凡社ライブラリー)
蒲団に潜り込んできて、私の足元で眠っていた「しま」だが、私が蒲団から出ると大抵一緒に起きて階下へくっついてくるのだけれど、きょうは、夕方になるまで出てこなかった。 湯船に浸かって、追い焚きをしながら、『精神現象学』の続きを読む。 自転車を漕…
リチャード・ノーマン『ヘーゲル「精神現象学」入門』(訳・宮坂真喜弘。御茶の水書房)
朝からしとしとと雨が降っている。 皿洗いなどをして、昼。腸の風邪で会社を休んだらしいU君と電話で少し話をする。 夜、柚子が帰宅する。少し風邪ぎみの由。お茶を淹れて、きのうのケーキの残りを食べる。 雨が止んでいる間に、自転車でアルバイトへ。職場…
ミント神戸のレイト・ショウで、柚子とリドリー・スコットの『ロビン・フッド』をみる。
ウォルター・カウフマン『ヘーゲル 再発見・再評価』(訳・栃原敏房、斎藤博通。理想社) フリードリヒ・シェリング『人間的自由の本質』(訳・西谷啓治。岩波文庫) トマス・ハーディ『日蔭者ヂュード』(上中下巻。訳・大沢衛。岩波文庫) 『谷崎潤一郎全集…
レンタルビデオ屋で二本組みのVHSを借りてきた、楊徳昌の『牯嶺街少年殺人事件』をみる。以前みたのとオープニングが違うと思ったら、これは四時間版のほう。 画面に映っているものと、聴こえてくる音(一本のフィルムのサウンドスケープと云うべきか)のそ…
マイケル・チミノ監督『サンダーボルト』
ピーター・シンガー『ヘーゲル入門』(訳・島崎隆。青木書店) フランソワ・ラブレー『ガルガンチュワとパンタグリュエル』(訳・渡辺一夫。全五巻。岩波文庫) 前田英樹『保田與重郎を知る』(新学社) イマヌエル・カント『判断力批判(下)』(訳・牧野英…
ジャック・ドント『ヘーゲル伝』(訳・飯塚勝久。未来社) 大岡信『岡倉天心』(朝日新聞社)
夕方から自転車を漕ぎ、古本屋を覗いてから、アルバイトへ。雨粒ぽつり。 仕事を終えて帰るときには、ざあざあ降りで、傘を差しながら自転車を漕いで帰宅する。 柚子とお好み焼きを食べる。「しま」が鰹節をよこせと、そのためだけに彼女が用意している特別…
加藤尚武(編)『ヘーゲル「精神現象学」入門(新版)』(有斐閣選書) 田邊元『哲学入門』(筑摩書房)