2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

きょう届いた古書と買った古書

マリヴォー『マリヤンヌの生涯』(全四巻。訳・佐藤文樹。岩波文庫) 大江健三郎『現代伝奇集』(岩波現代選書) 吉田健一『随筆 酒に呑まれた頭』(新潮社) 『高濱虚子・釋迢空・日夏耿之介集』(「昭和文学全集」第43巻。角川書店) 『SD 1976年4月号:特…

梅田で雪組をみる。

きょう届いた古書

ルイ・アルチュセール『マルクスのために』(訳・河野健二、田村俶、西川長夫。平凡社ライブラリー)

夜はひんやりする。

朝は遅くに起きだして、柚子と朝ごはんを食べる。その後、柚子は家の掃除をはじめる。私は洗濯機を廻して、洗濯物をベランダに干す。「しま」がベランダに出たがるので、ほんのちょっと、一緒に外に出て、風にあたっている。 ジョナサン・ノット&バンベルク…

きょう買った古書

依田義賢『溝口健二の人と芸術』(田畑書店) 斎藤忍随『プラトン』(岩波新書) ジュール・ヴェルヌ『インド王妃の遺産』(訳・中村真一郎。集英社文庫)

『エンジェルウォーズ』をみる

からりとした晴天かと思えば、大雨が降る。パスタを茹でて、柚子の作り置きのミートソースを温めて昼飯を食べながら、『マジすか学園』をDVDで第6話までみる。 きょうからアルバイト先が休みに入ってしまったので(大いに困る)16時、プールへ泳ぎに行く。こ…

『断絶』をみる

DVDでモンテ・ヘルマンの『断絶』をみる。大好きな『銃撃』と同じく、此処でもモンテ・ヘルマンは、映画が映画でなくなる瞬間まで、自身のフィルムを追い込む。 女の子がクルマに乗り込んできて、映画が駆動し始めるのだが、見ず知らずの女の子がクルマに乗…

きょう届いた新刊

マリヴォー『贋の侍女・愛の勝利』(訳・佐藤実枝、井村順一。岩波文庫) もちろん突然マリヴォーを読まなければ!と思ったのは、先日みた星組の『めぐり会いは再び』(作演・小柳奈穂子)が素敵だったからである。

『まどかマギカ』をみる。

ケント・ナガノがモントリオール響を振ったマーラーの《大地の歌》を聴いている。私の聴いたかぎりの(と云うことはきわめて限られた体験のなかでは)この曲の録音のなかでは、いちばん、すっと馴染むことができる。音楽の奥のほうへ、自然と入ってゆくこと…

きょう届いた古書

アンリ・ルフェーヴル『カール・マルクス その思想形成史』(訳・吉田静一。ミネルヴァ書房)

七月、大野和士がマーラーの《第三番》で、京都市立交響楽団を振る*1チケットも柚子のおかけで無事に取れたので、ハインツ・レーグナーがベルリン放送響を振る同曲のCDをひっぱりだしてきて、聴いている。この曲は、学生の頃はずっと、ショルティがシカゴ響…

きょう届いたCD

ストラヴィンスキー『《春の祭典》、《三楽章の交響曲》』(指揮:ジョナサン・ノット、バンベルク交響楽団。TUDOR) 折角の内容なのだから、もうちょっとジャケットのデザイン*1も、頑張ったほうがよかったと思う……。 *1:http://www.tudor.ch/produktinfo.p…

きょう買った古書と届いた新刊

武満徹『対談集 音楽の庭』(新潮社) 佐々木敦『即興の解体/懐胎 演奏と演劇のアポリア』(青土社)

星組、すばらしい。

帰ると届いていた、ジョナサン・ノットとバンベルク交響楽団のストラヴィンスキーの《春の祭典》と《三楽章の交響曲》を聴いている。《春の祭典》は細部への目配せが実に行き届いていて、これまで耳が気づいていなかった音がきちんと聴こえてくる。情報量が…

きょう届いた新刊

プラトン『プロタゴラス あるソフィストとの対話』(訳・中澤務。光文社古典新訳文庫) 『雲遊天下 第105号』(ビレッジプレス) 岸川真による滝本誠インタヴュが掲載されている。

きょう届いた古書

木村素衛『フィヒテ』(西哲叢書。弘文堂書房)

きょう届いたCD

リュック・フェラーリ『水から救出されたアーカイヴ』(演奏:リュック・フェラーリ、大友良英。Disc Callithump*1) *1:http://disc-callithump.galabox.net/index.php?main_page=product_info&products_id=1

きょう届いた古書

アンリ・ルフェーヴル『レーニン』(訳・大崎平八郎。ミネルヴァ書房) 『レーニンと哲学』でアルチュセールが、「私の知るかぎり、レーニンにかんして優れた著作を発表したアンリ・ルフェーヴルを別とすれば」と述べている。

リュック・フェラーリの『水から救出されたアーカイヴ』を聴いている。フェラーリと大友良英によるライヴの記録だが、何処を取ってもみっちりとリュック・フェラーリの音で、あたりまえなのであるけれど、少し驚く。

きょう届いた古書

J・G・フィヒテ『全知識学の基礎』(上下巻。訳・木村素衛。岩波文庫)

朝、「しま」が枕元で鳴いて起こされる。昨夜の濃い闇のなかでの機銃掃射みたいな雨が嘘だったかのように、すっきりと晴れて白く光っている空が窓から覗いている。 ケント・ナガノの振る《大地の歌》を聴いている。独唱がテノールと、女声のアルトではなくバ…

きょう買った古書

ジャック・ウォマック『ヒーザーン』(訳・黒丸尚。ハヤカワ文庫) ジャック・ウォマック『テラプレーン』(訳・黒丸尚。ハヤカワ文庫) これらの前作である『アンビエント』って、けっきょく邦訳が出ないままになっているのか……。

きょう届いたCD

マーラー『大地の歌』(指揮:ケント・ナガノ、モントリオール交響楽団)

帰りの電車のなかで、開高健の『輝ける闇』を読み終える。短篇のほうが巧い。 帰宅して、柚子と晩御飯を食べる。 真夜中、まるで雹が降っているような大粒の雨が一気に降る。「しま」が脅えている。私も同様である。柚子は眠っている。

きょう届いたCD

ブルックナー『交響曲《第四番》(第一稿)』(指揮:ケント・ナガノ、バイエルン州立管弦楽団) マーラー『交響曲全集』(指揮:ロリン・マゼール、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)

花見。『アレキサンドリアWHY?』をみる

いちど柚子と駅で別れて、新長田まで出て、神戸映画資料館で、ユーセフ・シャヒーンの『アレキサンドリアWHY?』をみる。がちゃがちゃしている青春映画。 映画が終わって、そのまま難波へ出てH監督の舞台を見に行くつもりだったが、七時からの回は土曜日しか…

きょう買った新刊

F・エンゲルス『フォイエルバッハ論』(訳・松村一人。岩波文庫)

『わたしを離さないで』をみる

TOHOシネマズで、マーク・ロマネクの『わたしを離さないで』をみる。カズオ・イシグロの原作小説よりむしろ、良い出来だと思った。

きょう買った新刊

L・A・フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』(訳・松村一人、和田楽。岩波文庫)

『お家をさがそう』をみる

昼から雨が降るというので慌ててベランダの洗濯物を取り込む。雨は、ぱらぱらと降り始め、暫くするとやんでしまう。午後から、傘を持って家を出る。近所の公園の桜は満開で、さっきの雨に濡れて黒々としたアスファルトのおもてを、落ちた花弁が覆って白くな…