2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

柚子に荷物を纏めてもらい、昼から病院に行き、そのまま入院となる。経理から柚子が、役所に行って、三割の自己負担額を越える高額療養費の申請を貰ってくるように云われているのを横で聞く。整形外科の手術は高額なので必ず越えますから、との説明に青ざめ…

朝起きると、腕の腫れと疼痛は昨晩に比べると少し治まった感じ。昨晩ちょっと食べにくかった野菜と肉のスープを呑みやすいように柚子が作りなおして出してくれていて、感謝する。 できることが限られてしまったので、部屋の椅子に坐ってティーレマンの振る20…

きょう買った古書

マイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟』(上下巻。訳・黒原敏行。新潮文庫) 『ユリイカ:1978年8月号(特集:現代音楽 五線譜の彼方へ)』(青土社) 『ユリイカ:1983年8月号(特集:ワーグナーと現代 歿後百年)』(青土社)

中平卓馬「キリカエ」展をみる/螺旋骨折する。

プールに行き、クロールで1600メートル泳ぐ。帰ろうとして、雨に濡れた外の階段で滑り、右腕の上腕部の骨を折る。螺旋骨折。月曜日に診断があり、手術の要不要を決定との由(たぶんするだろう)。右腕骨折のほかは特に異状なし。しかし、何だか柚子には申し…

きょう届いた古書

ポール・ド・マン『美学イデオロギー』(訳・上野成利。平凡社)

『ブラック・スワン』をみる。

きょう届いた新刊と古書

ジョナサン・リテル『慈しみの女神たち』(上下巻。訳・菅野昭正、星埜守之、篠田勝英、有田英也。集英社) マーティン・マックィラン『ポール・ド・マンの思想』(訳・土田知則。新曜社)

中原浩大展をみる

曇天。昼過ぎ、外へ出るとすぐ、まるで待ち伏せされていたかのように雨が降ってくる。深江橋まで出て、ギャラリーノマルで中原浩大展をみる*1。すごくよかった。 電車のなかで、その思考に併走するようにゆっくりと読んでいた佐々木敦の『即興の解体/懐胎』…

1km半。

夜中から携帯の調子がおかしくてふと気づくと圏外になっている。愈々これもダメになったかと思うが、そうではなくて電波障害が起きていたらしい*1。 朝起きてから昨夜書き終えた原稿を印刷して読み直して、加筆修正。洗濯物を取り込む。 佐々木希の飼ってい…

きょう届いた新刊

パオロ・バチガルピ『ねじまき少女』(上下巻。訳・田中一江、金子浩。ハヤカワ文庫)

きょう買った古書と図録

アッティラ・チャンパイ、ディートマル・ホラント(編)『モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》』(名作オペラ・ブックス第21巻。音楽之友社) 遠山敦『丸山眞男 理念への信』(講談社) 『ユリイカ:1998年3月号(特集:解体する「音楽」)』(青土社) 『石…

神保町、初台、恵比寿、渋谷。

初台まで出て、東京オペラシティアートギャラリーで「ホンマタカシ「ニュー・ドキュメンタリー」展」をみる。とても巧い。常設展では李禹煥が初期のものから近作までたくさん並んでいて*1、やはり実に面白かった。 *1:http://www.operacity.jp/ag/exh130.php

柚子の知り合いが脳溢血で倒れて救急車で運ばれたらしいと朝、柚子から知らされる。とても怖い。無事を祈るばかり(その後柚子から電話あり、手術はいちおう巧くいったらしい)。 昨夜は焦りばかりが募ってなかなか原稿が進まなかったが、ひと晩眠って落ち着…

きょう届いた古書

辻原登『遊動亭円木』(文春文庫) 江藤淳『利と義と』(TBSブリタニカ) 江藤淳、高階秀爾、遠山一行(編)『芸術と思想 シンポジウム』(講談社)

洗濯物をベランダに干す。「しま」は暑いらしく、廊下で延びている。夕方からアルバイト。帰宅して柚子と晩御飯を食べる。 あすの夜にはバスに乗らなきゃならないのにまだ原稿が終らない。空回りしていて、なかなかきつい。

きょう届いたDVD

ヴェルディ『ドン・カルロス』(演出:ペーター・コンヴィチュニー、指揮:ベルトラン・ド・ビリー。ウィーン国立歌劇場2004年ライヴ)

きょう届いた古書

江藤淳『保守とはなにか』(文藝春秋)

きょう届いた古書

江藤淳『天皇とその時代』(PHP)

きょう買った古書

大島渚『青春』(大光社) ハンス・マイヤー『ブレヒトと伝統』(訳・好村富士彦。合同出版) アシール・スガール『モオラス』(訳・廣瀬哲士。東京堂出版) 台湾軍軍医部編纂『熱帯衛生並熱帯病提要』

「パウル・クレー展」をみる

「パウル・クレー展」をみるために午後から出かけて、三時過ぎに京都近代美術館へ着く。閉館は五時なのに。公立の美術館は、せめて土日はもう少し遅くまでやってくれないだろうか……。 会場のなかは最終日だから仕方がないのだがひとでいっぱいで、とても単純…

きょう届いたCD

ブルックナー『交響曲第五番』(指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。1942年ライヴ。Testament) マーラー『交響曲第二番』(指揮:大野和士、モネ交響楽団。Warner Classics) マーラー『交響曲全集』(指揮:ク…

庭の片隅で花を開き始めている芍薬の茎を二本、鋏で切り取り、花瓶に活ける。白とピンクの合わさった薄い花弁が何枚も重なり女の合わせた両掌のようになっているこの花が好きである。柚子とふたりで花を眺めていると「しま」がやってきて机の上の花瓶のほう…

きょう届いた古書と買った新刊

ニコラス・G・カー『クラウド化する世界』(訳・村上彩。翔泳社) 柴崎友香『主題歌』(講談社文庫)

庭の片隅で芍薬の蕾が大きくなり、綻びかけている。

きょう買った古書

アンリ・ルフェーヴル『デカルト』(訳・服部英次郎、青木靖三。岩波書店) ハル・フォスター(編)『視覚論』(訳・榑沼範久。平凡社ライブラリー)

雨はまだ降っている。

朝起きて原稿を少し進め、午後から出かけて神戸駅前でバンタムクラスステージ*1主宰のH監督と、秋の東京公演のための脚本のミーティングをして、駄弁る。 六月の公演の稽古に向かうH監督と別れ、元町まで古本屋を覗きながらぶらぶらと歩き、そのままアルバイ…

降ってくる。

天気予報のとおり、きょうも朝からずっと雨が降っている。昼過ぎ、降り込められて、電燈はつけないまま、カーテンを引いた窓の隙間からの光だけの薄暗い部屋で、リュビモフの弾くシューベルトの《即興曲》集を聴いてみる。突然或る瞬間があり、ようやくこの…

雨。

朝から、午後のほんの短い時間を除いて、雨。きのうの夜に洗濯物を干したばかりなのに。天気予報によると、明日も明後日も雨だそうである。 昼飯にシチュウを食べながら、『マジすか学園』の第11話(「シブヤ」との戦いまでは「だるま」がこの物語を駆動する…

きょう届いたCD

マーラー(シェーンベルク&R・リーン編曲)『大地の歌』(指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ。アンサンブル・ムジーク・オブリク)

きょう買った新刊

アンブローズ・ビアス『アウルクリーク橋の出来事/豹の目』(訳・小川高義。光文社古典新訳文庫)