2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ラディアンの『オン・ダーク・サイレント・オフ』とか聴きながら蒲団で本を読んでいる。柚子にカレンダーを買うのを頼まれていたので三宮のセンター街のジュンク堂まで出る。ドン・デリーロの『オメガ・ポイント』の邦訳が遂に出ていて一緒に購入する(『早…

それでも十時ぐらいには起きる。須田亜香里が出る年末のTVの録画予約をして、風呂に入る。金村修とタカザワケンジの『挑発する写真史』を、今度はきちんと頭から読んでいる。 値段がずいぶん安くなっていたので古本屋に注文しておいた「マティスとボナール」…

ひたすら眠る。起きてから風呂に入る。風呂で、エヴァンズの『第三帝国の到来』を読んでいる。ドーリックSQのハイドン(75番~77番)のCDを、ちょっと大きめの音でかけながら、本を抱えて蒲団に入って、続きを読みながら、また眠る。 起きたら出かけるつもり…

仕事納め。職場の呑み会に顔を出して、楽しく話して、終電ギリギリで帰宅する。寒い夜道を歩いて帰りながら、今年は糞どうでもいいことでじりじりとキツかったなと思ったせいか、いきなり空気が冷たくなったせいか、両眼から涙が滲んでくるような、こないよ…

今日は絶対にじぶんが嫌だと思うことは、いちどもしないと決めてみる。朝はもう少し早く起き出すべきだったかも知れないが、そういう次第だから昼前くらいに名古屋に向けて出発する。午後遅くに着いて、鶴舞の古本屋を少し覗き、地下鉄で栄に。公演が当選っ…

仕事を終えてから、柚子に連絡する。隣町の駅前で落ち合って、前にも一度行った店で、鯛とドライトマトのパスタと、チーズのピザなどを食べる。最近考えている写真のことなどを、柚子に話す。とても穏やかで楽しい、クリスマスっぽい夜になって、今年も柚子…

多木浩二の『映像の歴史哲学』の抜書きの続き。多木は『写真論集成』をつまみ食いするまで、もっと教科書的な、微温的な書き手かと思い込んでいて、真面目に読んでこなかったのを、ちょっと反省している。 これはベンヤミンもそうなのですが、マルクス主義の…

だらだら読んでいる多木浩二の『映像の歴史哲学』から書き抜いておく。後半は、多木の講義というより今福との対談のようになってきて、薄まるのがかなり残念。 現実の世界がある。そして私たちは、世界についていろいろなことを考え、それを言語化し、知とし…

多木浩二の『映像の歴史哲学』から書き抜いておく。 写真というのは何かがすでに写っているわけですね。写真そのものが「デノート」(明示的な意味を示す)しているわけです。そこには「レフェラン」(指示対象)があるわけだから、そのレフェランをキャプシ…

今福龍太が編んだ多木浩二の講義録『映像の歴史哲学』を読み始める。「写真には、いつも過去と現在しかないのだ」「それらが風で吹き飛ばされないように、必死で繋ぎ留めているのは、われわれの現在なのである。」「巨大な船が沈没する・タイタニック――これ…

十年ぐらい前の元旦、突然奥歯が痛くなり、泣きながら柚子にタクシーで救急に連れて行ってもらったことがある。そのあとから通った駅前の歯科医院(ネットで調べたら、昔は丁寧だったのに客が増えるようになってからは……と書き込みされていた)に朝起きてか…

今日は仕事が終ったら早く帰ろうと思ってそれなりに早く帰ってきたのだが、帰って菓子パンを食べて、ちょっと奥歯に違和感があって、爪の先で歯と歯茎の間を押していると、詰め物をしている銀歯が、ぽとん、と舌の上に転がり落ちてくる。 柚子が帰宅してから…

昨日は疲れはてたので、とにかく眠る。よく寝たのでずいぶん気持ちも楽で、朝は風呂に入って仕事に行く。 帰ってきて柚子と晩御飯を食べて、ケーキも食べる。 蓮實重彦の再読はどんどん気持ちよくなってきてまだ続いていて、『批評あるいは仮死の祭典』を読…

ずっと起きないで眠っていると、東京駅のバス停に着く。雨。駅の中の本屋でぶらぶらしているうちに、いい時間になったので、地下鉄で乃木坂まで移動して、国立新美術館で「ピエール・ボナール」展をみる。セザンヌもキュビスムもマティスも経験して、それで…

朝起きだして、昨日書いたものを読む。このままだと幾らでも細部が膨れて終わらなくなると判断して、書きたいことをふたつに絞る。それから冒頭を書き改めると、なんとか昨夜に書いた分が整理できて、昼過ぎには書き終える。 宝塚に行く。阪急に乗っていると…

朝から夜まで仕事に出て、帰ってきてから部屋で、JLGの『全評論・全発言II』に載っている、ゾエトロープで撮るはずだった『ザ・ストーリー』の「抜粋されたシナリオ」を読みながら、これが撮られなかったことをとても残念だと思う。「母と娘が部屋のなかを行…

朝から仕事。帰りは七時に閉まる三宮の耳鼻科に、ぎりぎり寄ることができる。 帰宅して「しま」のごはんを用意して、冷たいお茶を呑んで、何となく選んだドーリックSQのハイドン《日の出》を聴きながら原稿を書く。 ポーリーン・ケイルとゴダールとの対談を…

何か書いているとき、沈黙に耐えられなくなるときがある。書くべき言葉の声が聴こえてこないことによる焦りが、沈黙を増進させる。それで、すぐYouTubeでAKBのPVとかナイツの漫才とか圓生とかアメリー・レンズのDJとか聴き始めてしまう。逃げているのだ。い…

朝から仕事に行って夜ぼんやり疲れて帰ってくる。この「ぼんやり」というのが、ほんとダメだなあ。めちゃくちゃサボったというわけでもなく、めちゃくちゃ仕事したというわけでもない。けれど、疲れている。スパゲティを茹でて柚子と食べる。23時から須田亜…