2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

たぶん風邪だ。朝から続きを書いている。悪くないはず。もう後半なのは間違いない。大江健三郎の『叫び声』を読んでいる。 夕方から電車に乗って病院二軒とそれぞれ薬局にも回って、最後に元町の眼鏡屋。鼻当てのところがちょっと鼻梁に引っかかるようになっ…

午後から出かけて名古屋。間違えて鞄に入れたブルトンの『超現実主義宣言』を読んでいる。ぎりぎりだったのと、もう「しま」はいないので赤福を買うのは諦めて、そのまま栄まで出て「ReNY limited」で井田玲音名と熊崎晴香と斉藤真木子のユニット「Revolver…

朝、風呂に入って鈴木道彦の『越境の時』を読み終える。大島渚と重なるようで重ならない人生の軌跡。夕方からどしゃぶりの雨になる。洗濯物を干してこないでよかった。 MozartとMetal machine musicは「アルバム」の同じフォルダに並んで入っている。 このご…

堂山のユニオンでCDを引き取ってくる。中村雄二郎の『西田幾多郎』を読みながら高山岩男の『西田哲学』も読んでいる。「絶対無」としての「場所」の説明がとても判りやすい。

朝起きてから電車に乗って、一昨日休みだった病院に。来月2日からマイナンバーに切り替わりますの表示がカウンターにある。面倒だ。少しぶらぶら歩いて写真を撮る。よく晴れているので帰宅して洗濯機を回して、原稿の続き。中村雄二郎の『西田幾多郎』を読ん…

夕方から病院に行く。寒くなってきたのでコートを出してきた。電車に乗ってゆくが、今日は休みだった。マリーナ・ヴィオッティのモーツァルトの歌曲集『MEZO MOZART』を引き取ってきて、家でお茶を呑みながら聴く。特に《踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ》がよか…

朝から日本橋の国立文楽劇場まで出て朝から《仮名手本忠臣蔵》大序から四段目の「城明渡しの段」までを見て、夕方から《靱猿》のあと五段目の「山崎街道出合いの段」から七段目の「祇園一力茶屋の段」までを通しで見る。疲れたが、しかし非常に面白かったの…

夜から寒くなる。

ちょっと聴き始めた豊竹山城少掾と竹澤弥七の《絵本太功記十段目尼が崎の段》の録音を、結局全部聴いてしまう。これは興奮する。 洗濯物を干して、郵便局に行って、少しだけ散歩をして写真を撮る。 アバドの振る《フィガロの結婚》や高橋悠治の弾くバッハを…

家の玄関を開けると「しま」が扉の隙間から外に出て行こうとするのを気をつけながら、そっと薄く開けていたのをまだはっきり覚えているので、やはりとても淋しい気持ちになって、靴を脱ぐ。

朝起きて洗濯機を回してから、アンサンブル・ヴァルター・ブイケンスの《クラリネット五重奏曲》の録音を聴いて、「ムク」のクッキーを齧りながら、原稿の続き。一日かけて、一週間以上滞っていたところがようやく流れ始める。合間にスガシカオの『実録小説…

センター街の「りずむぼっくす」でアンサンブル・ヴァルター・ブイケンスの《クラリネット五重奏曲》と《ケーゲルシュタット・トリオ》の入ったCDを買う。前者はロール・ディールティエンスのチェロの渋い音色も良く、後者は特に三楽章のロバート・グロスロ…

シノーポリの振るステューダーの《サロメ》の録音を聴きながら『愛のコリーダ裁判・全記録』の第19回と第20回の「被告人」大島渚の陳述を読み返している。大島が「特別弁護人」である鈴木清太郎(清順)の前で述べているのだと思うと、胸が熱くなるが、これ…

最近すっかり寒くなってきて眠くなるのが早い。

久しぶりに読んだワイルドの『サロメ』はとても面白かった。インマゼールのモーツァルトの仕事をまとめたZig-Zagのボックスとシノーポリの振るステューダーがタイトルロールの《サロメ》を堂山のユニオンで引き取ってくる。ヘロデがヨカナーンの首を与えるこ…

オスカー・ワイルドの『サロメ』を河合祥一郎の新訳で読んでいる。たった一行ですっぱり死ぬのがよい。 議会を襲撃させた張本人がまた大統領に返り咲く。アメリカのニュースを見るたび、またあの下品な声が流れてくるのかと思うとぞっとする。

朝起きて無駄な時間をぐたぐたと過ごしてしまうが、ドホナーニとクリーヴランド管のブルックナーの《六番》を聴いているとしゃきっとしてきて、洗濯機を回し、風呂に入って岩井克人の「ヴェニスの商人の資本論」を読む。貨幣ではなく呪物について読むべきな…

職場に行く朝の公園ですれ違った、母らしき女性に手を曳かれている三つぐらいの男の子が、今にもつんのめりそうな早口で「こころのなかをぜんぶはなせたらいいんだけど」と言っていて、そうか、もう君には心と名指しされるものがあるのかと驚く。 先日のシュ…

ロラン・バルトの『記号の国』を読み終える。洗濯機を回して洗濯物を干す。