きょう買った古書

  • ダニエル・プール『ディケンズの毛皮のコート、シャーロットの片思いの手紙』(訳・片岡信。青土社
    • 『19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろう』の著者の本。黒門市場の近所にある古書肆で、軒先の200円均一コーナーに転がっていた。
    • わんだーらんど日本橋店(今日は久しぶりに電気街に出掛けた。露天商の最新流行は、無料でスカパーなどが視聴できるチューナーのご様子)のポップによると、森薫『エマ』の最新巻は来月末の刊行。楽しみ楽しみ。連載も読んでいるけど、やっぱりこれは纏めて読むべき漫画だ。アニメも始まるらしいけど、エマの声は榊原良子を激しく希望。久美沙織ファミ通文庫から『エマ』のノヴェライズを出すとか。久美沙織も読んだことがないなぁ。『MOTHER』のノヴェライズのひとだよね。
    • ところで、森薫にはぜひ1898年に発表された英国文学の傑作、H・G・ウエルズの『宇宙戦争』を、小説の時代設定そのままに漫画化してほしい。ヴィクトリア朝を徹底的に構築してみせる彼女の筆力でなければ、ヴィクトリア朝を徹底的に破壊し尽くすこの小説の漫画化は不可能だ。きっとものすごい傑作になると思うのだが。