2005-02-22 きょう買った古書プラスワン 書籍 スラヴォイ・ジジェク+グリン・デイリー『ジジェク自身によるジジェク』(河出書房新社) 昨日、武庫之荘のブックファーストで見たのがこの本。新刊の人文書を割引価格で売っている古書肆を狙って覗いたら、ちょうどレジで店主が値段を付けようとしている処だった。四割引以上なり(嬉)。 清水多吉『ヴァーグナー家の人々--30年代バイロイトとナチズム』(中公新書) ヒトラーの絶対的な支持を受け、鉤十字の時代のバイロイトを統べた女王ヴィニフレート・ワーグナーの最晩年のドキュメンタリィをジーバーベルクが撮っているのだが、ぜひ観たいものである。ホロコーストもなんのその、「もういっぺん総統が甦ってきてくれないかねぇ」と老婆が麗しき日々を懐かしむ映画だとか。ジーバーベルク作品のDVDボックスとか出ないかなぁ。 栗原隆『ヘーゲル--生きてゆく力としての弁証法』(NHK出版) 最近、ヘーゲルに再入門せねばと云う気分なので。これのみ旭屋書店で新刊を求める。