2005-06-03 黒い笑いの森 日録 朝の電車の中で、イアン・マキューアンの『アムステルダム』を読み終わる。小説の見本のような小説。英国の小説と云うのは、何でこんなに見事で、意地の悪いものが多いのか。その意地の悪さと云うのが、小説の滋味にどれだけ大切かは、わざわざ述べるまでもないだろう。 続いて、先日求めた新訳の『宇宙戦争』を読み始める。