知らぬ存ぜぬは許しません!!!!!

  • 神戸の某駅を山側にずっと上ってゆくと、私がまだ覗いたことのない古書肆があることを知り、仕事のついでに出掛ける。なかなか味のある店で、右翼左翼の面白そうな文献がずらり。大学の頃によく通った京都の古書肆を彷彿させて、何だか妙な懐かしさが。恐怖の活字三段組みで知られる筑摩世界文学大系版の『コンラッド』を求める。
  • 行きはあちらこちらの道をふらふらと上って行ったのだが、帰りは大きな一本道をまっすぐ下りて行った。すると道沿いに、ヤバいオーラをびんびん放っている一軒の店があり、思わず立ち止まると……おおおおおおおおおおっ、スゴイ。あの『ゆきゆきて、神軍』の神軍平等兵・奥崎謙三氏の店の前だった!*1 シャッターは閉まっていて、「神軍」の文字が大書されている。さらに店の前には「神様の愛い奴」による三十一文字語録を記した看板を始め、何と故・奥崎夫人のお墓がっ!!*2 ……畏敬の念に打たれて坂を下りた。