若さま侍がやってきた

  • 社会人経験ゼロの、社長の息子が本日から入社する。社長から、世話係頭を命ぜられてしまう。が、午前中は何とかその役目から逃れて実家に。弟の漫画をごっそり借りてくる。祖母とちょっと話をする。避妊手術のあと、ウチの黒猫はずいぶん太って、顔が丸くなっている。妹に「狸みたい」と云われていた。父と久しぶりに顔を合わせた。
  • 午後、柚子の弁当を食べるために事務所に帰還。その後、遂に逃れられず社長の息子を連れて営業に出る。政治将校にぴったりと張り付かれているソ連軍将校の気持ちがよく判った。若さまがいるので古書肆の前を通り掛かっても立ち寄ることのできない懊悩と苛立ちを抑え、夕方までみっちりと外回り。こんなに根を詰めて営業をしたのは久しぶりかも(爆)。
  • と或る用件で、母から電話が。漱石の小説の登場人物になった気分。漱石の明治からずっと、日本の男は本質に於いて何も変わっていないのかも。