♪あ〜未確認〜

  • 拙宅の近所の公園には、背中から鼻に掛けて黒、その他の四肢は白、と云う若い猫が棲んでいる。夜、駅から自転車を漕いで帰ってくると、その黒白猫が公園前の民家の庭に忍び込んで行くのを見掛けた。しっぽとお尻が門扉の下からニョロっと覗いて、すぐに消えた。
  • そのとき、ふと、或る気配を感じて前方を見ると、とっとっとっと道を渡っている黒白猫がいた。瞬間移動!? フーディニ!? しかし驚愕の事実はまだ終わらない。さらに拙宅のほうに進むと、民家とアパートの間が空き地になっている処があり、その草叢で黒白猫がちょこんと座っていたのだ。クローンの攻撃!?(無関係)。
  • ちなみに柚子は、近所に群生している黒白猫たちの顔の区別がそれなりに付くようである。
  • ところで、ロレンス・ダレルの『ジュスティーヌ』を読んでいると出てきた言葉。

盲目なのは愛ではない、嫉妬だ。