『マンダレイ』を観る

  • 午後から待望のラース・フォン・トリアーの『マンダレイ*1の試写。今回も最高に悪趣味な映画。トリアー映画の守護神ウド・キアーが出ているのが嬉しい。ニコール・キッドマンから役を引き継いだブライス・ダラス・ハワードは決して悪くない。
  • 心底から善いことをしようと行動するその総てが裏目に出るアメリカなるものをグレース嬢に重ねて観ることもできるし、マンダレイの奴隷たちを戦後日本に重ねて見るのも自由だが、大前提として、これは笑いながら観る映画だと思ったのだが、試写室は時折いびきが聞こえるだけで、水を打ったような静けさ。あれ? 次でキッドマンが復活する伏線もちゃんと張られていた(はず)。
  • 夕方、社長に呼び出されて、叱咤激励と今後の営業方針の模索。
  • 夜は社長一族と近所のパブで軽い夕食を取り、帰路に。