2006-04-17 きょう買ったCD 音楽 ヴェルディ『ドン・カルロ』(指揮:クラウディオ・アバド。ミラノ・スカラ座管弦楽団。1977年ライヴ。MYTO) 茶屋町のタワーレコードにて購入。状態の良いライヴ録音で、歌手や合唱のレヴェルは非常に高く、オケの美しい響きは、熱がこもっていながら決して馬鹿にはならない。この素晴らしい上演をナマで味わえた観衆(ものすごい熱狂ぶり)がうらやましい。アバドは、例えばベルリン・フィルを振った『パルジファル』などは、ちっとも感心しなかったが、ヴェルディのオペラを振るとまるで別人だ。『ドン・カルロ』はこれまでジュリーニのEMI盤やホルスト・シュタインのウィーンでのライヴ盤を愛聴してきたが、それらに勝るとも劣らぬ名演奏。素晴らしい!