デトレフ・ジーレクとダグラス・サーク

  • 柚子の誕生日である。Happy Birthday!!
  • 借りてきたヴィデオで、米国に渡りダグラス・サークとなってからの『誘拐魔』と、デトレフ・ジーレクだったドイツの頃の『世界の涯てに』を独りで観る。特に、『世界の果てに』が、とても素晴らしい。ヒロインを演じるツァラ・レアンダーの輪郭のくっきりとした美女ぶりや、ヴィリー・ビルゲルの演じる、零落してもどうしようもなく貴族である男など、大メロドラマなのである。音楽の使い方も巧くて、流刑地「パラマッタ」の歌声が耳について離れない。