2006-11-15 きょう買った古書と新刊 書籍 福田和也『成熟への名作案内』(PHP) 斎藤環『生き延びるためのラカン』(バジリコ) 斎藤環の文藝批評も映画批評も政治批評も、さっぱり面白いと思ったことはない。特に論壇誌でやっていた政治家の精神分析は血液型占い以下のひどさだったが、どれも千歳飴に似て、何をお書きになっても同じものが出てくる様子だからだ。ただ、この本のもとになっている、晶文社のホームページでの連載は、ぽつぽつとだが面白く読んでいたので購入。どうにも私は、モニタで長文を読むのが苦手なのだ。