着道楽の頃が懐かしい

  • 夕方から出掛ける。ずっと着ているジャケットの肩が少し破れてきたので、一年以上ぶりに心斎橋のコムデギャルソンへ出向き、修理を依頼。
  • そのまま商店街を抜けて徒歩で移動し、ちょっと迷ったりしながら閉店直前に「TARO NASU GALLERY」*1に滑り込み、建築家の青木淳による「taro nasu bambi」展*2を見る。
  • この画廊は、内装を青木淳が手掛けている。つまり、青木淳の空間に於ける青木淳の作品展。真っ白に塗られた、可動式の大きな箱型の事務スペースを入口と壁際のぎりぎりまで動かして作った路地ふうの空間を通り抜けたところに、ぽかんと天井から吊り下げられた、ベールを被せた発泡スチロール製のキューブ状が連鎖する照明。これが作品なわけだが、それよりも、やはりこの画廊の空間こそがとても面白いと思った。
  • やっとひと仕事を終えたU君から連絡あり、彼の邸に立ち寄る。御母堂にカレーうどんを作っていただき、三人で食す。大野和士のイッちゃってる目、カルロス・クライバーの神から愛された「ひらひら」する指揮ぶり*3シンクロニシティGoogleとその外部にある世界のこと、じぶんで決めないこと、などをU君と駄弁る。