- 寒いと思っていたら雪。今年初めてか？
- 長谷部恭男の『憲法とは何か』を読み終える。非常に面白かった！
- 例えば、憲法九条が保持を禁じているが日本は戦力を実際には持っている。それは変だから実状に適合させて九条を改憲すべきであると主張するひとがいるが、立憲主義の視点からすれば、別に変でも何でもないと長谷部は云う。
九条の文言は、たしかに自衛のための実力の保持を認めていないかに見えるが、同様に、「一切の表現の自由」を保障する二一条も表現活動に対する制約は全く認めていないかに見える。それでも、わいせつ表現や名誉毀損を禁止することが許されないとする非常識な議論は存在しない。二一条は特定の問題に対する答えを一義的に決める「準則(rule)」ではなく、答えを一定の方向に導こうとする「原理(principle)」にすぎないからである。九条が「原理」ではなく、「準則」であるとする解釈は、立憲主義とは相容れない解釈である。
- 兵頭二十八の『ヤーボー丼 いかにして私たちはくよくよするのを止め、核ミサイルを持つか』を読み始める。
- 仕事を終えてからU君邸に行き、あれこれと相談しながら企画を練る。面白い。
