ひと休み

  • 丸山眞男の『現代政治の思想と行動』を第三部から読み始めるが、本屋でプリーストの『双生児』(もちろん翻訳は古沢嘉通である)が出ているのを見つけてしまい、こればっかりは抗い難くそちらに乗り換えて読み始める。今度の手品のネタは第二次大戦で、われわれの知るそれとは別に、ルドルフ・ヘスが英独の講和を達成させる、もうひとつのバトル・オブ・ブリテンが戦われた世界が登場する! 一見のんびりした英国の田園風景ふうの、裏と面で対になっている表紙イラストが、寧ろ怪しさを加速させる。
  • この本にもウェリントン爆撃機*1が登場する。やっぱり、宮崎駿が執念で復刊させた『ブラッカムの爆撃機』を買ってこなければ。