二周目の雪組『エリザベート』

  • 朝から事務所に顔を出し、そのまま宝塚へ行き、並んで当日B席を購入。
  • 昼飯を簡単に済ませ、『エリザベート*1を観る。
  • ハリー・クプファーの充実した仕事を観たあとで、異同はあるにせよ同じミュージカルを観ると、どうしても比較せざるを得ない。そして、宝塚に必要なのは、良い演出家だとつくづく思った。小池修一郎はまだマシな部類に入る演出家として扱われているにも関わらず、だ。
  • 未来優希のゾフィ皇太后がやたらとよい。役者が心底から愉しんで演じているようなのがまたよい。十年前の新人公演でゾフィを演っていたのは、あとで知った。
  • それから音月桂のルキーニが、とっても素晴らしい。
  • 水夏希は基本的に青春スターなのだと思うが、それを活かしながら(シシィに愛を拒絶されるたびに見せる、激烈な憤怒っぷりが青春スターなのだ)彼女のトートは爬虫類系のエロさが滲み出ていて面白かった。
  • 白羽ゆりエリザベートも、まだ試行錯誤が感じられるが、決して悪くない。
  • 柚子と待ち合わせて再び内科に行き、遂に異状なしと宣告されて帰宅し、すき焼きを食べる。