やっと『ブラザーズ・グリム』を観る

  • そう云えば昨日の昼、マクドナルドでメガてりやきを昼に食べたのだが、のっぺりとした味で、しかも追加されたチーズは不要である。メガマックには到底及ばず。いわゆる愛妻弁当をキャンセルした価値がまるでなく、残念だった。
  • 夜、柚子と借りてきたDVDでテリー・ギリアムの『ブラザーズ・グリム*1を観る。ナポレオン軍占領下のドイツの森を舞台に、インチキ化け物退治を生業とするグリム兄弟、嫌味なナポレオン軍の将軍、彼に雇われているナポリ随一の拷問吏、顔を白粉で塗りたくった将軍のお付き、村の外れに独りで暮らす美貌の女狩人、森の奥の塔に棲む鏡の女王、絵に描いたような田舎ものの農民たち、etc.etc.登場人物の総てが濃くて、役者の芝居も楽しげでよい。森を知り尽くしている女猟師を演じるレナ・ヘディは美しいし、拷問宗家カヴァルディを演じるピーター・ストーメアと、将軍を演じるジョナサン・プライスは最高に素敵である。
  • さらに、如何にもテリー・ギリアムらしく、隅々までみっちりと詰まった画面がとても愉しい。柚子ともども大満足。チキショウ、映画館で観たかった!!