主宰の引越。

  • 朝早くから柚子に起こして貰って、就職試験を受けにゆく。如何に私の知識が趣味的で、些かも教養とは縁遠いものか、つくづく思い知る。例えば山形浩生だったら、たぶん楽に百点が出せるような試験だった。そう云えば私は、学校の実力テストを、勉強したら実力が判らなくなるからと云って勉強しないバカだった。きちんと事前に勉強すると云うのも、実力のなかに含まれると云う最も肝心なことが判らないバカ高校生のままだ。
  • 柚子に電話を掛けて、マクドナルドでメガマックのセットを食べてから、某劇団主宰氏の引越の手伝いに。漫画に出てくる大学生の下宿みたいなアパートに感動。引越要員はF大兄夫妻とH夫妻、劇団員のT氏と新人M嬢。
  • 新居へはH夫妻の車にM嬢と共に乗せていただいて向かう。八階建てのマンションの、最上階の角部屋。とても気持ち良く風の抜ける部屋だった。荷物を運び込むと、F大兄とM嬢は帰路に。その後、残りの面子で近所の「鳥貴族」へ。主宰の男気に触れ、その汚れた街の騎士っぷりに、涙。
  • ミスタードーナツで柚子にお土産を買い、帰宅。疲れる。
  • 伊藤計劃の『虐殺器官』を読み始める。これは素直に面白い。