MR君の面白さ。

  • 昼過ぎから出掛けて、梅田でMR氏と会う。なかなか面白い。
  • 彼が他者を見定める、その距離と写像の作り方は、とても独特であるなあと、いつも思う。それが、面白い。
  • 「Walty堂島」へ案内する。
  • W・G・ゼーバルトの『土星の環』をたらたらと読み続けている。このテクストのなかでは、さまざまな他者の声やテクストが錯綜し、歴史的の出来事が呼び起こされる。しかし、それらは、語り手である「わたし」の今いる場所を補強しない。寧ろ、足許をずるずると沼地に変えてしまう。
  • 帰り道、自転車で家へ走っていると、真っ暗な猫が、灰色の砂利が敷き詰められた駐車場の真ん中で、漬け物石になっていて、眠っている様子だった。