海老のカレーはおいしい。

  • この頃ずっとブーレーズの「エクラ-ミュルティプル」をよく聴いているのだが、久しぶりに渋谷慶一郎の『ATAK000』を聴いてみると、音が多すぎると云う感想を持つようになっていた。もっとミニマムでも美しいのではないか、と。それから、さらにもっと久しぶりの、ジェイムズ・レヴァインバイロイトで振った『パルジファル』をひっぱり出してきて聴くが、ブーレーズの俊敏なそれとはまったく異なる、分厚く悠揚と作られた音楽に、今日はとても感応し、耳がゆるゆると押し広げられるような感触を享受する。ぐっと涼しくなった所為だろうか?
  • 夕方、買物から戻った柚子と一緒に姑の病院へ。三人で少し駄弁っていると、ちょうど夕食が運ばれてくる。此処の食事は旨くないと姑が顔を顰める。勧められて(笑)少し食べてみるが、なるほど。その後、茶碗の御飯を大根おろしで、半分だけ食べていた。柚子が肩と背中を揉んでやっていた。
  • 帰宅後、柚子が作ってくれたタンドリーチキンと海老のカレー、そしてマンゴーラッシーの夕食。美味。
  • ぽつぽつと書き物をしているうち、夜が更ける。柚子は寝室で、もう眠っている。