きょうは「高野家」行けなかった。

  • そのままマンガ喫茶を出てKFCで朝食。久しぶりに廣松渉を読む。いつの間にか「所与をetwasとして認識する」とか云う文がするっと頭に入ってくるようになっている。
  • 神保町をぶらり。金がないと云うのはなかなか腹が減った野良犬のように悲しいときもある。キッチン南海でロースカツライスを食べて、高田馬場へ行き、古本屋をぶらり。
  • 表参道の「清水湯」で風呂を浴び、佐々木敦氏の「批評ギブス」。
  • 今回は生徒たちの「映画批評」の講評。佐々木氏から、考えたことや書きたいことを全部書きたがり自滅する、参考文献に足をとられて批評のドライヴをブレーキする傾向や、じぶんは第一の読者だが、それとまったく同じように読んでくれる読者はいない、等々を指摘されたのが、そうだよなぁ、と、滲みた。
  • 教室内呑み会では、某大の学生さんの、宮台真司を経由してバブルと全共闘がごっちゃになってるような、立て板に水のアジ演説が面白かった。ちなみに、最も人口に膾炙している黒沢清の映画は私は『CURE』だと思っていたがそうではなくて『アカルイミライ』みたいである。
  • 終電で父の家へ。