恐怖映画じゃない。

  • 黒沢清の『ドッペルゲンガー*1をDVDで観る。
  • アカルイミライ』を黒沢清は、「前半はなぜ(床下に)クラゲがいるのか理由を語り、後半はクラゲを見て主人公はどうしたかを語る」映画だと述べているが、この映画は「機械を解放してやるため」の映画であり、そのために、前半では機械がどう云うふうに存在するに至ったのかを描き、後半では、機械が旅に出てどうなったかを描く。だから私は、この映画を、とても開けっぴろげで、痛快な映画であると思って、笑い転げながら観た。最後の、男女が砂漠をゆく画面なんて、まるで西部劇。恰好良い。役所広司がめちゃくちゃ愉しげで、素晴らしい。
  • 昼過ぎから姑の病院。きょうも悪くないとのこと。
  • 柚子の帰宅後、久しぶりにグラタンを食べる。旨い。