ヌーヴォ・ロマンは死なない。

  • 朝早くから出掛けて、学校の入学手続きをする。自動車学校である。学科を一コマ受けて、帰宅する。いわゆる性格テストのような「運転適性試験」は面白かったが、なかなか緊張する。
  • 夕方、弟が訪ねて来る。彼がこのウチに来るのは初めて。紅茶を飲みながら、ひたすら駄弁る。柚子が帰宅して、夕食にグラタンを作ってくれて、それを食べ、さらにチーズケーキを食べながら紅茶を飲み、駄弁る。
  • アラン・ロブ=グリエが逝去したことを知る。『去年マリエンバードで』の直後、彼と『涙なきフランス人』と云う映画を撮る計画のあった市川崑がつい先日亡くなったことと、それは何か繋がっているような気がするが、たぶんまるで無関係だ。私は彼の小説が大好きだった。『嫉妬』のような小説を書きたいと思ったものだ。ついでに述べると、この映画のために日本を訪れたロブ=グリエの通訳を務めたのが、若き日の蓮實重彦