- 昼過ぎ、義姉が取れたての苺と、大根と人参を持ってきてくれる。
- 洗濯と皿洗いを済ませて、夕方学校に。一コマ学科を受けて、隣町に。本屋をぶらつき、DVDを借りる。会社帰りの柚子と待ち合わせて、薬局に寄って買物をしてから、帰宅する。夕食は鰻。美味美味。
- 弟から借りた羽海野チカの『3月のライオン』を読む。ぬるい地獄をグルグルグルグル廻り続けることが殆どオブセッションになっている。おねーさんの巨乳は小さな家をどのように護り得るのか。
- 小林正樹の『東京裁判』を眺めながら、朝方までうつらうつらしながらPCの前で過ごす。
- 米アカデミー賞。どちらも観ていない映画だから何とも云えないが、監督賞はポール・トーマス・アンダーソンが獲ればいちばん嬉しかったが、私はガキの頃に『バートン・フィンク』を封切りで観てから、シネフィルの怖いおにぃさん方(笑)には大変評判の悪いコーエン兄弟の映画が決して嫌いではないので、悪くないのではないか、と。助演女優賞のティルダ・スウィントンには驚いた。デレク・ジャーマンの、ヴィクター&ロルフのミューズがオスカーを獲るなんて。
- ジャック・リヴェットの『彼女たちの舞台』を、日本橋の「国名小劇」で見て以来(17年ぶり?!)に、DVDでちらちらと眺める。結構、覚えている箇所が多くて驚く。私が最初に映画館でゴダールを観たのは(ちなみに、映画館で眠ったのもこのときが初めてだった。ゴダールで寝るなんてじぶんは馬鹿なんだろうかと悩んだものだ)堂山の「シネマ・ヴェリテ」で『ヌーヴェルヴァーグ』だから、私はヌーヴェル・ヴァーグの作家では、ゴダールよりも先にリヴェットを観ていたのだった。どちらの映画館も今はないけれど。「国名小劇」は看板だけが残っているみたい。