『上海から来た女』を観る。

  • DVDでオーソン・ウェルズの『上海から来た女』を観る。私たちはイメージから自由になることはできず、イメージに騙され、イメージを殺害しようとして、イメージに殺害される。私たちはリアルに触れることは決してできない。死の瞬間を除いて。
  • オープニングの砕け散る波を捉えた画面から、最後の鏡地獄に至るまで、ひたすら見事。見終った瞬間、再び見返したいと思える映画だった。最初は二時間半を越える長尺だったそうだが、それが残っていたらどんな異形の映画だったのだろうか。
  • 郵便局に出かけたのみで、ずっと拙宅でポチポチと。
  • 夕方、すごく久しぶりにI君から電話。ぽつぽつと駄弁る。