COTO-PRESENTを聴く。

  • そろそろ本当に就職をどうにかしないと……。ちゃんと自動車学校にも通わないと……。とか考えながら洗濯機をぐるぐる廻して、洗濯物を干す。
  • 午後遅く、淡路の古本屋を覗き、夕方からは烏丸の「京都芸術センター」で、I嬢とMT君と共に、COTO-PRESENT(コトプレゼント)*1の第壱回演奏会。まだ若いひとたちばかりの現代音楽の演奏集団(指揮は「水玉コレクション」の山根明季子)だが、吃驚するくらい上手なときと、ガタガタっとなるときの落差が、かなり激しい演奏だったのは若さ故か。
  • 夏田昌和の「ギャロップ」は初めて聴く曲で、もっと演奏にキレが、さらに云えば会場の音の響きへの省察が欲しいと思ったが、やはり私は、夏田昌和の作る音楽がすごく好きなのを再確認する。どうして、このひとの作品集の録音がないのか、非常に不思議かつ不満だ。
  • 昨年、私のジョン・ケージ観を大変更させた「ピアノとオーケストラのためのコンサート」での怪演が忘れられない川島素晴の「ポリプロソポスI」の演奏では、その面白さと構成の緻密さが非常によく表現されていたと思う。現代音楽こそライヴがいちばんだ、と私は思っているが、なかでも特に川島作品はライヴでなきゃその独特の破天荒さがちゃんと計れないだろう。ハインツ・ホリガーフランコドナトーニの曲も美しいものだった。チラシで予告されていたクセナキスの「ディクタス」が演奏されなかったのは残念だったが、コトプレゼントは、これからが充分期待できる演奏集団だと思うので、次回が愉しみ。
  • I嬢が腹が減って前のめりになっていたので河原町マクドナルドに三人で慌てて入り、夕食。嬉しき報告あり。
  • 梅田のツタヤに寄ってから帰宅する。
  • 宇多田ヒカルの「HEART STATION*2は良い曲だな、と、深夜一時過ぎに聴きながら思う。一瞬、両瞼の裏が熱くなる。