冬が終わる。

  • 夕方になると近所に灯油の販売の車が来るのだが、きょうで今冬は販売を終わります、また寒くなるときに!とテープを流している。今年は結局、灯油は買わなかった。姑がいた頃は寒くなると、いつも彼女が居間で石油ストーブを使っていたので、よく灯油缶を戸外に出して、買っていたものだけれど。
  • 夕方まで書き物をするが、途中、椅子の上で少し昼寝。その後、三宮の「ナガサワ」まで出て、柚子が欲しいと云っていた「ねこまくら」を買う。ラヴェンダーの薫りのする、猫のかたちをした枕。
  • そのまま隣町まで戻り、会社帰りの柚子と待ち合わせて、明日の法事の買物に付き合い、スパゲティを食べて帰宅する。お互い、いつも同じものを注文している。
  • ふたりで帰る夜道、公園の近くで猫を二匹、見る。まだ若い貌の猫だった。
  • 志村貴子の『青い花』の既刊分を読み終える。志村貴子は今、最も繊細な線で漫画を描くひとだと思う。