焼飯と酢豚と唐揚。

思いつきですが、いま必要なのはこんな作業だと思うんです。たとえば、労働者が自分の労働力を売って対価をもらっている。何が悪いんだと言われたら悪いわけはない。この状況を「疎外」という概念でとらえ返すことで、マルクス主義が出てきたわけですよね。それは概念の発明です。
今求められているのも、同じタイプの発明だと思うんです。個人情報を売って対価やサービスをもらう、個人情報を売って自由をもらう、そのどこがいけないのか。いけなくないんですよ。ただはっきりしているのは、にもかかわらず、これは何かが間違っているのではないかと、多くの人々が不安を抱いているということです。その感覚を言葉や論理に変えていかなければならない。

  • 岩波文庫の『評論集』のなかに入っている中井正一の「美学入門」を読み始める。
  • 堂島のジュンク堂とワルティに寄り、帰宅する。
  • 出掛けていた柚子も帰宅し、買ってきてくれた中華を食べる。