2008-05-07 『アイム・ノット・ゼア』。 映画 シネカノン神戸が千円の日なので、トッド・ヘインズの『アイム・ノット・ゼア』*1を観る。充分に意欲的な映画で、面白いのだが、映画にこちらの目玉を吸い取られるほどではなかった。トッド・ヘインズの映画にそれを求めるのが酷なのか、或いは私にボブ・ディランへの思い入れがまるでないためか。スティーヴ・エリクソンの『ルビコンビーチ』に於ける「アメリカ1」、「アメリカ2」を思い出す。「ボブ・ディラン1」、「ボブ・ディラン2」、「ボブ・ディラン3」……。 しかしシャルロット・ゲンズブールはやっぱりいい。 *1:http://www.imnotthere.jp/