『パラノイドパーク』を観る。

  • 学校に行き、そのまま実家に。祖母と少し話をする。散髪屋に行く。
  • 夕方、シネカノン神戸でガス・ヴァン・サントの『パラノイドパーク*1をようやく観る。1×1.33のスタンダードの画面が美しい。中世の若い修道僧みたいな主人公の相貌もよい。表面を滑り、躍動することに総てを集中させているスケートボードは、現代の映画に切り取られるのに、最もぴったりとした運動なのかも知れない。撮影はクリストファー・ドイル。『エレファント』以降のガス・ヴァン・サントの映画で、或る種の締め括りとなるような映画だと思った。言葉は、書き記されたテクストは、焼かれ、灰になり、90分に満たない、短いフィルムだけが残る。