- レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』(訳・村上春樹、早川書房)
- グレース・エリオット『グレースと公爵』(訳。野崎歓。集英社文庫)
- この回想録を原作に使ったエリック・ロメールの映画は、封切りのときに観て、とても圧倒されたのだが、傑作なのか失敗作なのか、そのとき判断がつかなかった。しかし今は、素晴らしい傑作だったと思っている。
- 水村美苗『続明暗』(新潮文庫)
- 単行本も持っているが、「あとがき」が良かったので。
- 水村美苗『私小説 from left to right』(新潮文庫)
- 今よくよく考えたら、既に同じものを持っているような気がしてきた……。
- 筑波昭『津山三十人殺し』(新潮OH!文庫)
- 白崎秀雄『真贋 美と欲望の11章』(講談社)
- 先日、本棚の整理をしていると白崎秀雄の『北大路魯山人』が出てきて、パラパラと読んでいると滅法面白く、以前から気になっていた『真贋』を慌てて注文した次第。
*1:全然気がつかなかったが、この事件ってちょうど七十年前の昨日起きていた。因縁を感じるのぅ。