ぼやぼやと。

  • 朝、柚子に起こされて町内一斉清掃に参加して、拙宅の前の側溝の掃除をする。終わった途端に、雨。
  • 祥月命日で坊主が来る。初めて来る坊主だったが、読経の際の抑揚のつけ方が妙に可笑しく、堪り兼ねた柚子は席を立ち、すっと台所に身を隠してしまう。私ひとり坊主の後ろに取り残され、いよいよ込み上げてくる笑いを噛み殺しながら、合掌した手の中の数珠をわざと音を立てて繰りながら、坊主が振り向いても私の歪んだ顔が見えないように俯いて、何とかやり過ごす。
  • 強くなる雨の中、柚子と徒歩で近所のスーパーに行き、買物をする。ふたりでたこ焼を食べたが、それですっかり満腹になり、結局これが夕食となる。
  • 今日泊亜蘭が、つい先日までご存命だったことをようやく知る。
  • 雨、ますます強くなるばかり。