『ウィーン・ミュージカル・コンサート』

  • 先日買った「日本の思想」の岡倉天心集を、何となくぱらぱらと読んでみたら、めちゃくちゃ面白い。吃驚するほど。ちょっと気合を入れて、今後きちんと読んでみようと決める。
  • 柚子と梅田芸術劇場で、「ウィーン・ミュージカル・コンサート」*1を聴く。二階席の真正面一列目。とても良い席だった。『モーツァルト!』も『レベッカ』も、ウィーンからの引越公演なら、ぜひ観たい……とつくづく思った。クプファーの演出が日本に輸入した途端、小池の演出になってしまうのは、そろそろ勘弁して欲しい。
  • 第二部は『エリザベート』からの抜粋。マテ・カマラスが日本語で「愛と死の舞曲」を歌い、耳がよいのだろう、さすがに巧いものだったのだけれど、やっぱりこのナンバーはウィーンで上演された『エリザベート』なるミュージカルには、全くの異物と云うか無駄な付け足しなのだと云うのが痛感された。
  • 紀伊國屋に寄り、帰宅する。