『イディオクラシー』をみる

  • ようやく居間のPCへセキュリティを組み込んで動かすことができる。やれやれ。
  • 夕方からアルバイトに行き、帰宅してから柚子と晩御飯を食べる。
  • 町山智浩の紹介した本邦未公開の映画のなかで、『ホット・ファズ』より『ホテル・ルワンダ』より何より私はこれこそ見たい!と思ったのだけれど、けっきょく日本では公開されないで、『26世紀青年』なんてケッタイなタイトルでDVDリリースされた(しかし何にせよ、私は英語がからっきしなので、リリースしてくれてありがとう)、マイク・ジャッジの『イディオクラシー』を真夜中、ようやくみる。
  • アホとDQNだらけの2505年のアメリカ(愉しそう……と思ってしまうのは、私もアホでDQNだから……)に、冷凍睡眠処置を受けた2005年のフツーのアメリカ人青年が目覚めて、僕だって大したことはないんだけどさ、やっぱり本読もうよ!じぶんの頭で考えようよ!と叫ばざるを得なくなる、きわめて啓蒙的な、しかもかなり笑える映画なのだ。そして、エンドロールが始まると席を立ち始める奴らに、映画ってのは時折、エンドロールが終わった後にも何かあることがあるんだぜ、と云うことすら教える。しかも、その最後のショットまでちゃんとみても、85分キッカリ! 山形浩生の好エッセイ、「心ときめくミームたちを求めて」(『新教養主義宣言』所収)を思わせる。満足。
  • 1Q84』を、終わる少し前まで読み進め、就寝。