居間でひっくり返って

  • 朝おきて、ゴミを棄てに出る。ジム・トンプスンの「この世界、そして花火」を読み始める。夕方からアルバイト。
  • レオス・カラックスの『ポーラX』のDVDをひっぱりだしてきて、少しみる。私は、やっぱりこの映画が、かなり好きなのだった。
  • 柚子が寝る前に『1Q84』を読むことにしたみたいで、「青豆さんって女のひとなんだ!……何となく、ハゲてるオッサンだとばかり……」と、蒲団のなかで呟いていた。なかなか鋭い。dhmo君の、村上春樹への愛憎半ばするさまが大変面白い『1Q84』評*1を読みながら、私は村上春樹のなかで『1Q84』を最も評価するのか、いちばん好きなのか、と云われると、決してそうではない。私なら、『ねじまき鳥クロニクル』を取る。ただし、その「第三部」は、愛らしいがまったくの蛇足だったと、今も確信しているけれど。